だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

北斎の約480点!

2018-12-16 22:19:17 | 展覧会
来年早々に開催される「新・北斎展」は、日本はもちろん海外でも大人気の江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の大規模展覧会です。

会場は、六本木にある六本木ヒルズ森タワー53階、森アーツセンターギャラリー。ちなみに展望台があり、大都会を一望できます。

葛飾北斎は、1760年10月31日?(宝暦10年9月23日)~1849年5月10日(嘉永2年4月18日)と??がいっぱい。

現在の墨田区に生まれ、99歳で亡くなるまで、2度結婚しそれぞれの妻に1男2女を設け、計6人の子供がいたそう。それよりもユニークなのは…

生涯に93回も引っ越したこと。トラブルメーカーでもあったようです。本展では、絵師人生で30回も改号した、画号によって…

6期に分けて紹介します。1)『春朗期』20歳でデビューし、勝川春朗と名乗ります。2)『宗理機』琳派の俵屋宗理を襲名。

3)『葛飾北斎期』46~50歳。4)『戴斗(たいと)期』有名な『北斎漫画』を発表。5)『為一(いいつ)期』61歳。

6)『画狂老人 卍期』最晩年の75~90歳頃。北斎は「あと10年、いや5年命が保てば真正の画工になれたのに」と言い残したとか。

誰もが知っている超有名な『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(1830~34年頃)、『冨嶽三十六景 凱風快晴』(1830~34年頃)、

『弘法大師修法図』(1844~47年)、死の3か月前の作品『富士越龍図』(1849年正月)は、絶筆。展示期間に気をつけて、ぜひ。
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