だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

近未来2025年のデンマーク

2021-01-18 21:31:03 | 映画
2019年、第92回アカデミー賞から、外国語映画賞と呼ばれていた部門は、この年から<アカデミー国際長編映画賞>に変更されました。

ポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」(19)からなので、覚えやすいですね。なお、選出方法は今までと変わらないそうです。

ところで、第88回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したのは、ハンガリーのネメシュ・ラースロー監督「サウルの息子」(15)でした。

1944年、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で自分の息子をユダヤ教にそった埋葬をしようとするサウルの物語でした。

実はタイトルが似ているので、同様の映画かと思ったら、過去ではなく近未来の物語でした。失礼しました。本作が長編監督デビュー作の…

ウラー・サリム監督「デンマークの息子」(19)。2025年、デンマークの首都コペンハーゲン。23人の犠牲者を出した爆破テロ事件から1年。

移民排斥を訴える極右政党<国民英雄党>が台頭し、支持率を上げていました。移民や難民に対するヘイトクライムが激化する中…

19歳のアラブ系移民の息子ザカリア(ザキ・ユーセフ)は、対抗する過激派組織に入り、党首の暗殺を命じられるのでした。

果たして?イラク移民の両親を持つウラー・サリム監督が、現代のテロリズムと移民問題を取り上げた本作。実は「陰謀のデンマーク」の…

タイトルですでに映画祭などで上映済み。今回は「未体験ゾーンの映画たち2021」での上映です。いろんな作品が公開されますね。
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