だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

モノクロ・スタンダートなペルー映画

2021-06-17 21:41:17 | 映画
ハン・ヨハンソン監督「最後にして最初の人類」(20)はアイスランド映画。アイスランド映画には、実家の庭の木の影が…

隣の家におよび、ご近所問題になる「隣の影」(17)、ジョー・ペナ監督、マッツ・ミケルセン主演、極寒の北極で決死の脱出を試みる…

「残された者 北の極地」(18)があります。ではペルー映画は?うむ、まったく思い浮かびません。アルマンド・ロブレス・ゴドイ監督…

「みどりの壁」(70)、クラウディア・リョサ監督「悲しみのミルク」(09)がありました。未見ですが。最新作「名もなき歌」(19)もそう。

本作が長編デビュー作の女性監督メリーナ・レオン。世界15ヵ国の映画祭で合計32部門受賞、21部門ノミネート。モノクロ、スタンダートサイズです。

1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。先住民の貧しい女性20才のヘオルヒナ・コンドリ(パメラ・メンドーサ・アルピ)は…

妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマの小さなクリニックを受診。数日後、無事女児を出産するのですが、病院を追い出され…

娘を奪われてしまいます。警察や裁判所に訴えても無駄に終わり、夫と共に新聞社へ。記者のペドロ・カンポス(トミー・パラッガ)は…

事件を追うことになります。果たして?実際に起きた事件を基にした本作。主演のパメラ・メンドーサは、監督に見出された無名の新人。

権力の背後に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇。本当にあるんですね。ブラウン管TVのような映像も監督の意図とか。興味津々。
コメント
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