だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

本当はラウル、でもヴァレンティナ

2022-02-06 20:09:23 | 映画
生まれながらの自分とどうしても違和感を感じている人。女性でありながら、自分は男性であるという違和感。反対に男性として生まれたのに…

自分は女性であるという違和感。性同一性障害、その括りは一言では語ることができないほど多様化。トランスジェンダーとはまた異なるようです。

LGBTは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーを表す略誤。古くから映画のテーマになっていますが、最近は公開作が豊富。

そんな中、セバスティアン・レリオ監督のチリ映画「ナチュラルウーマン」(17)は、アカデミー賞外国語映画賞受賞。セリーヌ・シアマ監督…

「トムボーイ」(11)、ルーベン・アウヴェス監督「MISS ミス・フランスになりたい!」(20)、ドキュメンタリー映画の…

セバスチャン・リフシッツ監督「リトル・ガール」(20)などが公開されています。カッシオ・ペレイラ・ドス・サントス脚本、監督の…

ブラジル映画「私はヴァレンティナ」(20)もそんな1本。ブラジルの小さな街に引っ越して来たヴァレンティナ(ティエッサ・ウィンバック)は17歳。

出生届の名前ラウルではなく通称名で学校に通う手続きのため、蒸発した父を捜しています。新しい友人もでき、新生活には慣れてきたけど…

自分がトランスジェンダーなのは秘密にしています。ある日、年越しパーティに参加したヴァレンティナは、見知らぬ男に襲われてしまいます。

事件をきっかけに、SNSでのいじめや匿名の脅迫、暴力沙汰など様々な危険が…。果たして彼女は?ロングヘアのティエッサは、映画初出演です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする