だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アダを抱く聖母マリア

2022-07-25 21:43:51 | 映画
キリスト教で『神の子羊』は、イエス・キリストのことを指す表現の1つ。聖書、絵画によく登場するのでご存じの方も多いと思います。

アブラハムが神の声を聞いて、自分の1人息子イサクを生贄にしようとすると天使が現れ、息子の代わりにとアブラハムに示すのも子羊。

そんな深い意味を秘めた子羊ですが、本作が長編デビューとなるヴァルディマル・ヨハンソン監督「LAMB/ラム」(21)は…

ホラー、ミステリー映画。脚本は、監督とショーン・シグルドソンのオリジナル。アイスランドの人里離れた田舎でひっそりと暮らす羊飼い…

イングヴァルとマリア(ノオミ・ラパス)は、子どもを亡くした夫婦。ある日、羊の出産に立ち会うと、羊ではない<何か>が産まれます。

2人は<何か>にアダと名付け、大切に育てようと決心。アダとの生活はこの上なく幸せな時間でした。しかし、夫婦は破滅への道をたどることに。

果たして?予告編はまるでおとぎ話のような語り口。ゾッとします。なにしろA24の作品ですから。2012年設立の映画、TV番組の製作、配給会社。

ヨルゴス・ランティモス監督「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」(17)、アリ・アスター監督「ヘレディタリー/継承」(18)、

ロバート・エガース監督「ライトハウス」(19)、そしてなんと言っても同監督の「ミッドサマー」(19)があります。マイ・トラウマ映画。

アダはアダム。聖母マリアのようなノオミ・ラパス。「ミレニアム」(09)以来の彼女のファンなので、とっても楽しみ。見ます。
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