だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

インディアと鍵の秘密

2013-04-22 21:28:31 | 映画
こんなに異色なスタッフの映画、それだけでワクワクです。まず、監督は「JSA」で監督デビューし、「オールド・ボーイ」(03)でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞のパク・チャヌク。

韓国で活躍してきたパク・チャヌク監督は脚本も書く映画人ですが、本作がハリウッド第1作になります。その映画は、「イノセント・ガーデン」(13)。ポスターは、手書きのペン画の様な精密さ。

この映画が作られた経緯が驚きです。名前のない1冊の脚本は、8年の歳月がかけられていました。その驚愕の本を製作者たちは、ぜひ自分の手で…と熱望したそうです。果たして、誰が書いたのか?

ウェントワース・ミラーだったのです。あのTV「プリズン・ブレイク」(05~09)で全身刺青で登城したマイケル・スコフィールド役。8年…といえば、ちょうどこの時期ですね。

製作は、リドリー&故トニー・スコット。音楽は「ブラック・スワン」(10)のクリント・マンセル。本編のピアノ曲を作曲したのは、巨匠フィリップ・グラス。撮影は、チョン・ジョンフン。

丘の上の大きな屋敷に住む、インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)。18歳の誕生日、毎年贈られるプレゼントの靴を探していると、木の上の箱に鍵が1つ入っていました。

そして贈り主の父リチャード(ダーモット・マローニー)が、交通事故で亡くなります。唯一の理解者で大好きだった父。美しい母エヴィ(ニコール・キッドマン)とは、心が通わないまま。

葬儀の日、長年行方不明だった叔父のチャーリー(マシュー・グード)が、突然現れます。彼はそのまま屋敷に泊まることになります。その日から、不思議な出来事、事件が続きます。

果たして、父の残した鍵は?インディアとエヴィの周りで起きる事件、事故とは?叔父のチャーリーとは?ううっ、知りたい!共演は、大叔母ジン役にジャッキー・ウィーヴァー。

「アリス・イン・ワンダーランド」(10)や「永遠の僕たち」「ジェーン・エア」「アルバート氏の人生」(11)と、ミワはますます美しく繊細な演技で魅了します。ブロンドじゃないミワも新鮮。

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