だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

すべて、本物

2009-08-03 21:31:30 | 映画
1997年8月31日、パリ市内のトンネル内で交通事故死を遂げたダイアナ元妃。その後、映画化された作品には「永遠のプリンセス・ダイアナ」(98・TV放映)「プリンセス ダイアナ ~最後の1年~」(98)「ダイアナ ~プリンセス最期の日々~」(07)など。

「プリンセス ダイアナ ~最後の1年~」の監督、リチャード・デイルをご存知ですか?あいにく、映画未見の私はまったく知りませんでした。そのデイル監督が製作総指揮も務めたのが、英国BBCドキュメンタリー「宇宙(そら)へ。」(09)です。

ずいぶんタイプが違いますね。ナレーションは、「ユナイテッド93」(06)のマイケル・J・レイノルズ。「ディープ・ブルー」(03)で見たことのない深海を、「アース」(07)で地上の奇跡を描いてきた、BBCネイチャードキュメンタリーの最新作は、宇宙!

アメリカ航空宇宙局(NASA)は1958年の設立以降、16mmフィルムですべてのプロジェクトを克明に記録。その数千時間に及ぶ秘蔵映像にはじめて触れ、圧倒的な宇宙の美しさ、そしてNASAの壮絶な記録を1本の映画にしたのです。

1958年の“マーキュリー計画”では、陸海空軍から選抜された宇宙飛行士候補者7人が携わりました。映画「ライトスタッフ」(83)ですね。1961年4月12日、ソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功。

先を越されたアメリカは“ジェミニ計画”において、1965年3月23日初の有人飛行に成功。そして、続く“アポロ計画”で1969年7月20日人類初の月面着陸が行われたのでした。しかし、成功ばかりではありません。

映画「アポロ13」(95)で描かれた、酸素タンク爆発事故もそう。初期の頃の打ち上げに失敗し、崩れ落ちるロケットの姿…、船内火災…、宇宙飛行士の死…。1986年1月28日スペース・シャトル”チャレンジャー号”の発射73秒後の空中爆発…。

そして、2003年2月2日生還目前の“コロンビア号”の空中分解…。映画では、管制室での職員たちの落胆ぶりも映し出します。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションなのか…惑わされそうですが、映画はすべて本物です。

予告編だけで、見たい!と思わせてくれます。それに、公開日21日と翌22日だけ500円ですって。うふふ。

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