だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

デレク・ジャーマン監督の特別なカラヴァッジオ

2022-12-20 22:02:13 | 映画
12ヶ月のシネマリレー』から。ロンドン出身の女優ティルダ・スウィントンを意識したのは、「オルランド」(92)だったと思います。

ヴァージニア・ウルフの原作をサリー・ポッターが脚本、監督した作品。同じイギリス人のピーター・グリーナウェイ監督「英国式庭園殺人事件」(82)、

「ZOO」(85)、「数に溺れて」(88)、「コックと泥棒、その妻と愛人」(89)、「プロスペローの本」(91)、「ベイビー・オブ・マコン」(93)、

「ピーター・グリーナウェイの枕草子」(96)と、難しそうな作品を見ていた頃です。…なので、ティルダ・スウィントンは…

その後もしっかり見て行こうと決心。そのため、デビュー作のデレク・ジャーマン監督「カラヴァッジオ」(86)を後から見ました。

そもそもミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(1571~1610年)は、バロック期のイタリア人画家で大好きな画家です。

本作は完全なる伝記ではなく、電卓やタイプライター、トラックなどが登場する監督の大胆な解釈で描いた作品。1994年エイズで亡くなった監督。

本作で描きたかったのも同性愛でした。カラヴァッジオを演じるのは、ジョン・ブアマン監督「エクスカリバー」(81)でアーサー王役の…

ナイジェル・テリー。青年ラヌッチオ役をショーン・ビーン、その恋人レナ役にスウィントン。少年期をデクスター・フレッチャー、

枢機卿役にマイケル・ガフとロビー・コルトレーン。カラヴァッジオの絵画も多数登場。また見たくなります。未見でしたら、ぜひ。

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