だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

みんなで逃げよう!

2005-01-15 22:32:47 | DVD
スティーヴ・マックィーンPART2です。今日は「大脱走」 これも昨年3月に都内の劇場でリバイバルされていました。もちろんDVD持っています。1963年の作品ですから「荒野の七人」より後になりますね。当時マックィーンはアクションスターとして人気でしたが、この作品で大人気となりました。

物語は実話で、第2次大戦中にドイツ軍の捕虜収容所から多くの連合軍の兵士たちが脱走。もちろん映画ですからかなり脚色はしていると思いますが、ドイツ軍は追跡に時間と人員を要したので、脱走の意義は果たしたのですね。

映画の方はマックィーンをはじめ、オールスターキャストともいえる豪華なものでした。ジェームス・ガーナー、チャールズ・ブロンソン、リチャード・アッテンボロー(「ジュラシックパーク」のオーナー役、「ガンジー」の監督)ジェームス・コバーン、ドナルド・プレザンス、デヴィッド・マッカラム(「0011ナポソロ」のイリヤ・クリアキン♪)そして、ジョン・レイトン(TV「ジェリコ」に出演←私、大ファン!)他にも名脇役の俳優がいっぱい出ています。

何より有名なのはマックィーンがドイツ軍から盗んだバイクで、逃げ回るシーン。かっこ良かった~。何度も脱走を繰り返して情報を得たり、仲間の自殺に抵抗したり、演じたヒルツ役がそのまま、マックィーンのイメージにダブりました。
ラスト、捕まって入れられた牢屋の壁に「逮捕なんて気にしない~」とばかりにキャッチボールする姿に思わず振り返るドイツ兵。痛快なラストシーンでした。

テーマ曲はエルマー・バーンスタイン。現在某CMにも使われていますね。「荒野の七人」と共にテンポよく、軽快な曲です。すべてが素晴らしい作品です。もし万が一、貴方が未見なら見ないことは大きな損です。ぜひ、見てくださいね。私もDVDで見よう~っと。
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リバイバルのうれしさ。

2005-01-14 22:26:07 | DVD
スティーヴ・マックィーンの大ファンでした。彼が亡くなった時は「エェ~、なぜ?」と大ショックだったのをよく覚えています。1980年11月7日のことでした。誕生は1930年3月24日ですから、たった50歳だったのですね。死因は肺がん、遺灰は太平洋に撒かれたそうです。

ところでマックィーンの代表作と聞かれたなんと答えます?「大脱走」「砲艦サンパブロ」「荒野の七人」「シンシナティ・キッド」「ネバダ・スミス」「ブリット」「栄光のル・マン」「パピヨン」「タワーリング・インフェルノ」「ゲッタウェイ」「華麗なる賭け」「トム・ホーン」「民衆の敵」???? まだまだありますね。

linlilinのブログ、今日は「荒野の七人」(1960年作)を紹介します。実は昨年クリスマスから都内の劇場で上映されていたんです。(DVD持ってたから行かなかったですが…)ご存知の通り、オリジナルは黒澤明監督の「七人の侍」です。えっ、知らなかった?そんなはずないですよね。あはは。
主役は当時人気のユル・ブリンナー。かっこ良かった~。リーダー役がぴったりでした。昨年ヒットした「ラスト・サムライ」で我らが渡辺謙さんが、和製ユル・ブリンナーとか言われましたよね。似てた!

物語はともかく、2人の他にチャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ロバート・ボーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツの七人。敵役はイーラィ・ウォラックでした。エルマー・バーンステインの音楽と共にあの男たちの活躍が、心が、蘇えります。

またDVDで見ようっと。次回は「大脱走」の予定。マックィーン、大好き!
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ありえるよね!

2005-01-13 21:24:05 | 映画
2005年元旦、この映画でスタートしました。もう2週間も経ってしまいましたが、今さらながら面白さを語りたい!元旦は映画の日なので1千円で見た人も多いはず。映画好きはきっともう見てしまっていますよね。

前作「少林サッカー」で主演のチャウ・シンチーのファンになった人、いえいえ、彼の存在を知った人もいるでしょう。香港では有名なシンチーですが、日本ではジャッキー・チェンやトニー・レオン、チョウ・ユンファとかの方がメジャーですね。香港が中国に返還されてからは、本国のリー・リン・チェイ(ジェット・リーのこと)やチャン・ツィイーとかが有名。もうみんなまとめて中国人です。

で、シンチーですが生まれは「カンフー・ハッスル」に出てきたような、貧しい人たちが住む共同住宅だったそうです。子供の頃に見たブルース・リーの映画に感動し、いつの日か…と憧れる少年時代を過ごしたとか。わかるな~。
「少林サッカー」でもそうでしたが「カンフー・ハッスル」は思いっきり、ブルース・リー映画をベースにしています。ただのチンピラだったシンチーは、ギャング団と住民の抗争に巻き込まれ、やがて少年の頃に取得(?)したとんでもなく『つおい』拳法に目覚めるのです、ウム。

今回のシンチーは幾分ワキにまわった感があります。それもそのはず、大家夫婦を初め、達人たちはかつての香港アクション映画のスターたち。大家の奥さんなんて体重を増やしての説得カムバックだそう~。なかなか。最終登場のサンダル履きの殺し屋さんはなんとブルース・リーのダブルだった人。有名なんです。

私のお気に入りは琴を奏でながら、必殺の波動拳を生み出す二人!すご過ぎ!楽しかった~♪貴方のお気に入りは?チンピラシンチーの変身振りも超楽し♪あぁ~また見たい。 カンフー・ハッスルでね。
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レイ!レイ!レイ!

2005-01-12 21:49:41 | 映画
この映画はお勧めです!オスカー候補でもあるし、なんといってもジェイミー・フォックスを知るために見て欲しいです。彼をご存じない人は昨年公開されたトム・クルーズ主演の「コラテラル」をチェックして下さい。初の悪役をクールに演じたトムですが、相手役のジェイミーに食われたかも…。

初めの頃はいつも軽いチンピラっぽい役が多かったジェイミーですが「コラテラル」では事件に巻き込まれたタクシーの運転手を演じていて、トムと互角に演技していました。←おおっ、と感心しました。
で、この「レイ」ですが昨年6月惜しまれつつ亡くなった、あのレイ・チャールズを演じています。それが想像以上に似ている!作品はレイ・チャールズの人生を描いた伝記物。

彼が子供頃失明し、やがて音楽で世界の頂点に立つまでの苦難の道を描いています。母親の愛や愛する女性たち、そして何より愛する音楽。彼の曲は聞くものを魅了し、私たちは彼を愛するのです。なんかキャッチコピーみたいになってしまいましたが、レイのファンはもちろん、改めて彼を知りたい人もぜひ見て欲しいです。

ジェイミーの姿、立ち居振る舞い、しゃべり方、歌い方、ピアノの弾き方、すべてが本物にそっくりなのです。それだけでも見る価値アリです。改めて彼の偉大さを確認したいです。 必見!レイでどうぞ。
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オリジナルが好き!

2005-01-08 22:11:21 | 映画
「サンダーバード」って知ってますよね。昨年、ハリウッド版で実写映画にもなりましたから。
映画はお父さん役にビル・パクストン(←意外なキャスティング)そして息子たちはいずれも若手の俳優が、演じました。面白かったのは敵役フッドをオスカー俳優のベン・キングズレーが演じたこと。彼は「ガンジー」で主演男優賞を受賞しています。

それと天才的な科学者ブレインズを、TV「ER」のグリーン先生ことアンソニー・エドワーズが演じていましたっけ。分厚いレンズのメガネをかけて、一見した所では絶対、彼とはわからないくらい!それと監督は「スタートレック NEXT GENERATION」シリーズで副長を演じたジョナサン・フレイクスが担当。フレイクスはTVシリーズ、映画版、TV「ロズウェル」シリーズも監督しています。

でも、映画の方はオリジナルのTVシリーズを知っているファンには、物足りなかったと思います。私もその一人!そもそもTVの方は英国製なんですよね。フレイクスもリアルタイムで、TVは見ていなかったそうです。

で、やはりオリジナルに勝るものはない!DVDはすでに発売されていましたが、今回21世紀価格と銘打ってお安く発売になります。←本当にすごい世の中になったわん~。
なんとなく心惹かれるものがありますね。とりあえず欲しいな~と思っています。はい。
オリジナルのサイトはこちら→ サンダーバードで、どうぞ。
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2004年ベスト3

2005-01-07 22:56:22 | DVD
今日は第3位。昨年のベストはジャンルがばらけたな~と自分で感心しています。1位はドラマ、2位はコメディ、そして3位は西部劇。ケビン・コスナー監督・主演の「ワイルド・レンジ」です。コスナーの初監督作品は「ダンス・ウィズ・ウルブス」でしたね。オスカーの作品賞と監督賞をダブル受賞しています。

コスナーはこの「ダンス・ウィズ・ウルブス」の他にも、「シルバラード」「ワイアット・アープ」と西部劇がかなりお好き♪特に「ワイアット・アープ」では、寡黙な主人公をとっても素敵に演じていました(←DVD持ってるぞ!)

「ワイルド・レンジ」では大先輩のロバート・デュバルに席を譲り、自分は少し脇役ぽっく控えめに演じています。またそれが良いんです~!牛追い(カウボーイ)なんですが旅の途中、行く手に立ちふさがるのは悪役の牧場主とその手下たち。当然、ラストには打ち合いが展開するのですがその銃撃シーンもものすごくリアル!今までの西部劇のドンパチとは、かなり違って派手さはなく、音さえ単発の響き。弾を避ける姿もリアルで「実際はこういうもんなんだな」と見る者を納得させます。素晴らしい!

キャスティングも良いです。悪役牧場主にはマイケル・ガンボン、コスナーが密かに心を寄せる医師にアネット・ベニング。地味で良いな~。すべて満点を挙げたいくらい素晴らしい西部劇です。
DVDが出てますので、早く買わねば…。 ワイルド・レンジで、見て下さいね。
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2004年ベスト2

2005-01-06 22:37:53 | DVD
今日は第2位です。(本来は下位から行くのですが)作品は「コニー&カーラ」 本来、映画も芝居もシリアスで暗く重たい作品が好きなんですが、その反面、ミュージカルやゲイカルチャー物も大好きなんです(←変ってる?)

この「コニー&カーラ」はその二つを兼ね揃えた、私にはたまらない作品!主人公はいつの日かショービジネスの世界でブレイクしたいと願っている幼馴染の二人。コニー役は「マイ・ファット・ウェディング」で人気のニア・ヴァルダロス。カーラ役は「シックス・センス」の母親役のトニ・コレット。この二人、個性派で知られているし見るからに濃い!それに歌が上手い!!

物語はウーピーの「天使にラブソングを…」と発端が同じ。つまり事件を目撃してしまうんですね。そして逃げ込んだのは修道院ではなく、LAのゲイクラブ。(←おいおい)女なのにドラッグクィーンとして人気者になります(←おいおい)クチパクではなくホントに歌うからなんですね~。その上、コニーには恋人まで出来てしまいます。お相手はストレートのデヴィッド・ドゥカブニー。そう「Xファイル」のモルダーです!自分はストレートなのに…と悩む所が、かわいい~。

とにかくこの作品は今、DVD待ち。繰り返し見たい作品です。そうそう、かつてドゥカブニーはTV「ツイン・ピークス」で、女装の麻薬取締局員デニース役(男の時はデニス)をやっていました。知ってます?彼の「この胸のときめき」も大好きで、繰り返し見ています。はい。 コニー&カーラで、どうぞ。
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2004年ベスト1!

2005-01-05 20:59:09 | 映画
遅くなりましたが、2004年の自己中(!)ベスト10を出してみました。昨年は忙しさを言い訳にいつもより本数が少なくなってしまいました(涙)ちょうど90本でした。100本を切ったのは久々~。
で、私のベスト1は「ミスティック・リバー」です。納得でしょ?確かにオスカーの作品賞は逃したけど主演男優賞=ショーン・ペン、助演男優賞=ティム・ロビンスが見事受賞しました。

クリント・イーストウッド監督作品は裏切られることがありません。ますます渋くなった監督は実に「男」を描くのがうまい!今回は女性陣もなかなかのものでした。ペンの妻役、ローラ・リニーは今までの役柄と違い、美しいだけの女性ではなく夫の心をある意味、操作するしたたかな妻を演じています。←見事! 一方、ロビンスの妻役のマーシャ・ゲイ・ハーデンはしたたかのように見えて実は脆い、悲劇の中心の妻を演じています。←うまい!

この作品が見るものの心を打つのはなんと言っても、原作の素晴らしさでしょう。デニス・ルヘインの同名小説は、ベストセラー作品です。3人の少年が遊んでいる時に1人が誘拐されてしまいます。2人は何も出来ずただ見ていただけ…。やがて現在、殺人事件を機に3人は再会するのです。

監督はこの3人の様子を淡々と、じっくりと、描いていきます。まるで観客も目撃者にするかのように…。見終わった時の重さに貴方は耐えられるでしょうか?素晴らしい作品です。
もしまだ見ていないようでしたら、ミスティック・リバーで、どうぞ。必見です。
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住むなら、JFK?

2005-01-04 23:29:51 | 映画
お正月映画のお勧めは邦画なら「ハウルの動く城」、洋画なら「Mr.インクレディブル」 これではアニメ大会ですね(笑)ドラマならやっぱり「ターミナル」でしょう!なんたって監督はスティーブン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクスですもの。

2人は「プライベート・ライアン」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」で組んでいます。3作目は「ターミナル」 ライトコメディって感じですね。JFK(NYの空港)に到着したハンクスは、自国のクーデーターでパスポートが失効。1歩も外に出ることが出来なくなります。ターミナルに釘付けになり、やむなくそこに住むことになるのです。

言葉が通じないという事は本当に大変ですよね~。しかしハンクスはがんばる!友人ができ、仕事を見つけ、好きな人まで出来てしまうのです。観客はハンクスのがんばりに感動するのです。さすがスピルバーグ&ハンクス、うまいです!さらにラストにはもう1つ、感動が…。

このお話、実話。ただしハンクスのイメージとはかなり違うようです。映画化権で大金を得たと思うのですが、未だに空港に住んでいるそうです。長いこといればいるほど私物は増えますよね。で、自分のコーナーが出来ているそうですよ(ホント?) だとしたら、同情できないかも…。

しかし映画の方はかなり感動作品です!太目のハンクスに感動~(←かなり太いぞ!)
見たい方は、ターミナルでどうぞ。
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犬の映画だ(WON!)

2005-01-03 21:32:29 | 映画
私は猫好き(=^・^=) しかし映画や芝居の世界では猫はいつも悪役。魔女と一緒の黒猫とか、猫が前を横切ると不吉…とか。でも猫ってかわいいよ~ん。今も膝の上で丸くなっています(重いけど!)

公開は3月ですが「いぬのえいが」という作品が待機しています。私は洋画専門でめったに邦画は見ません(最近は「千と千尋の神隠し」くらい)。けれどチラシがかわいくって興味を惹きました。全部で4種類あるんですが、全部お見せできなくて残念。かわいいですよね~♪

猫も犬も1匹ずつ表情があるんですね。本当に飼い主に似てきますから不思議。この映画にはなんと50種類/90匹もの犬たちが出演します。ストーリーはオムニバス形式で各エピソードが繋がってきます。ドッグフードのCMエピソードとか、愛犬を亡くしたペットレスのエピソードとか、笑ったり泣いたりの物語です。
内容は、いぬのえいがでどうぞ!

ちなみに私の猫は三毛のおばあさん。我が家の犬はポメの女の子。あっ、ポメとはポメラニアンのことです。念のため。
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