だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

SNSには、ご用心

2016-06-15 21:24:00 | 映画
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016"から、もう1本ご紹介。女優や未公開ながら監督しても作品と発表している、カット・コイロ監督作品。

日本では初めての公開作品、「ウソはホントの恋の始まり」(13)です。主演は1978年6月2日コネティカット州フェアフィールド出身ジャスティン・ロング、38歳。

デビュー作は、ディーン・パリソット監督「ギャラクシー・クエスト」(99)。ローソン・マーシャル・サーバー監督「ドッジボール」(04)、レン・ワイズマン監督「ダイ・ハード4.0」(07)

ケン・クワピス監督「そんな彼なら捨てちゃえば?」(09)、サム・ライミ監督「スペル」(09)、ナネット・バースタイン監督「遠距離恋愛 彼女の決断」(10)

ロバート・レッドフォード監督「声をかくす人」(11)、サム・エスメイル監督「COMET コメット」(14)などに出演。過去、共演したドリュー・バリモアと交際していたのは有名。

本作の舞台も、ロマンチックコメディにはぴったりのニューヨーク。売れない小説家サム(ジャスティン・ロング)は、カフェで働く女の子が気になっていました。

バーディー(エヴァン・レイチェル・ウッド)という名前からFacebookを見つけ、好きなものは社交ダンスに柔道、料理に関心があり、ギターを弾く男性がカッコいいと…

思っていることを知ります。そこで理想の彼氏になり、偶然を装いパーティーでの出会いを演出。果たして、サムはバーディーのハートをGETできるのでしょうか?

共演は、「X-MEN:フューチャー&パスト」(14)や「ピクセル」(15)などで知られるピーター・ディンクレイジ。他に「二ツ星の料理人」(15)のシエナ・ミラー。

そしてホント久々のブレンダン・フレイザーも。ブレンダンファンとしては、最近は未公開作品ばかりで淋しい限り。本作は3年前の作品だし。頑張ってね。
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母の死の真相は?

2016-06-13 21:31:39 | 映画
ジル・パケ=ブランネール監督、クリスティン・スコット・トーマス主演「サラの鍵」(10)は、1942年ナチス占領下のパリでフランス当局によって行われた…

ユダヤ人迫害“ヴェルディヴ事件”を題材にし、過去と現代を交錯させながら描いた感動作品でした。本当に素晴らしい作品で、世界で300万部を売り上げた…

タチアナ・ド・ロネのベストセラーが原作。未見の方には、ぜひお勧めです。タチアナ・ド・ロネ原作の映画が公開されます。「ミモザの島に消えた母」(15)です。

本作が長編3作目で、日本初登場のフランソワ・ファヴラ監督作品。西フランスの大西洋に浮かぶノワールムーティエ島。冬、ミモザの花が咲くことから…

ミモザの島と呼ばれていました。30年前、島の海で1人の若い女性が謎の死を遂げます。彼女の息子アントワン(ロラン・ラフィット)は、40歳になっても…

喪失感を抱えていました。彼は母の死の真相を追い始めるのですが、なぜか父と祖母は頑なに口を閉ざしたままでした。家族が何か隠していると感じた…

アントワンは、妹のアガッタ(メラニー・ロラン)や恋人アンジェル(オドレイ・ダナ)とミモザの島へ向かいます。そこでアントワンが辿り着いたものとは?

果たして、母のもうひとつの顔とは?母の死の衝撃の事実とは?「サラの鍵」もですが「ミモザの島に消えた母」というタイトルは、謎に満ちていますね。

ロラン・ラフィットは、ミシェル・ゴンドリー監督「ムード・インディゴ うたかたの日々」(13)やジョエル・ホプキンス監督「ラブ・パンチ」(13)などに出演。

メラニー・ロランは「サラの鍵」と同じ題材の作品、ローズ・ボッシュ監督「黄色い星の子供たち」(10)に出演。不思議な縁を感じます。見ましょ。
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美しきシアーシャに、ゾッコン。

2016-06-12 21:43:05 | 映画
シアーシャは、アイルランドのゲール語で“自由”を意味するそうです。両親がアイルランド出身のシアーシャ・ローナンは、1994年4月12日NY生まれ。

3歳の時、両親とアイルランドのカーロウ州に移住します。父親のポール・ローナンはマンチェスター出身の俳優で、「ザ・ブレイク」(96)、「デビル」(97)、

「私が愛したギャングスター」(00)、そしてシアーシャが主演したケヴィン・マクドナルド監督「わたしは生きていける」(13)にも出演。脇役のようです。

9歳で子役としてスタートし、13歳の時ジョー・ライト監督「つぐない」(07)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、注目されたシアーシャ。

22歳になり、主演女優賞にノミネートされたコルム・トビーン原作、ジョン・クローリー監督「ブルックリン」(15)が公開です。監督は、「BOY A」(07)以来。

1950年代、アイルランドの小さな町。エイリシュ・レイシー(シアーシャ・ローナン)は、妹の将来を心配する姉ローズ(フィオナ・グラスコット)の勧めで…

ニューヨークに渡ることを決意します。ブルックリンの高級デパートで働きますが、ホームシックで泣いてばかり。フラッド神父(ジム・ブロードベント)から…

ブルックリン大学の会計士コース受講を勧められ、次第に前向きになるエイリシュ。ある日、パーティでトニー・フィオレロ(エモリー・コーエン)と出会います。

彼と付き合ううち本物のニューヨーカーとなるエイリシュ。しかしある日、故郷から突然の悲報でアイルランドへ帰郷することに。そこで待っていたのは…

トニーとは正反対のジム・ファレル(ドーナル・グリーソン)との再会でした。果たして、エイリシュは?2つの国、2人の男性、どうなるのでしょう?
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またまた、ドリーが主役!

2016-06-10 20:29:05 | 映画
「ファインディング・ニモ」(08)の大ファンで、劇場にも見に行ったし、ソフトも予約して購入。いつもオリジナルの声で見ていました。豪華なキャストですもん。

TVで放映された時、初めて日本語版を体験。マーリン役のアルバート・ブルックスは、吹替えでは木梨憲武さん。ドリー役のエレン・デジェネレスは…

室井滋さん。もう、最高にぴったり!すぐにゾッコンに。元々この作品ではドリー役に夢中にだったのですが、室井さん、デジェネレスに負けてません!

あれから8年。今年早々に続編のことを知り、今度の主役がドリーなので大喜び。今も公開を楽しみにしています。この夏、最高に待ち遠しい1本です。

監督は前作に引き続き、アンドリュー・スタントン。タイトルも「ファインディング・ドリー」(16)です、当然。カクレクマノミのニモ(声:アレクサンダー・グールド)が…

突然いなくなってしまい、父親のマーリン(声:アルバート・ブルックス)はナンヨウハギのドリー(声:エレン・デジェネレス)と共に、ニモを探す旅に出ます。

人間の世界にいたニモを無事見つけ出し、故郷オーストラリアのグレートバリアリーフに帰って来たニモとマーリンとドリー。あれから、1年が経ちました。

いつも陽気なドリーはニモの大親友でしたが、何でもすぐに忘れてしまう忘れんぼう。そんなドリーがただひとつ忘れなかったのが、“家族の思い出”。

あれ、どうしてそれだけは忘れなかったの?それにドリーの家族は、いったいどこにいるの?ドリーの知りたい!を助けようと、ドリーとニモ、マーリンは…

再び大海原へ!果たして?声の出演は他にダイアン・キートン、エド・オニール、ドミニク・ウェスト、ユージン・レヴィ。またオリジナルで見て、ソフトを買います。
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僕らの歌は、ロンドンを目指す!

2016-06-09 15:51:09 | 映画
1972年アイルランドのダブリン出身で、「ONCE ダブリンの街角で」(06)と「はじまりのうた」(13)の監督で脚本家、ジョン・カーニー。映画、見ました?

1991年~93年まで、アイリッシュ・ロックグループ“The Frames”のベース担当だったそうです。バンドのライブ映像やPV監督、短編映画を製作、監督後…

1996年長編監督デビュー。「ONCE」は、ザ・フレイムスのグレン・ハンサード主演。「はじまりのうた」はNYを舞台に、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロ主演。

監督最新作が「シング・ストリート 未来へのうた」(15)です。本作でカーニー監督は、再びダブリンに戻って来ました。もちろん、脚本も書いています。

1985年、大不況下のダブリン。父親が失業した14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、公立の荒れた学校に転校させられてしまいます。

両親は喧嘩が絶えず、家庭崩壊寸前。音楽好きな兄(ジャック・レイナー)と、TVでロンドンのミュージックビデオを見ている時だけが幸せでした。

ある日、街で見かけたラフィナ(ルーシー・ボイントン)の美しさに一目惚れしたコナーは、『僕のバンドのPVに出ない?』と口走ってしまいます。

コナーは慌ててバンドを組み、彼女を振り向かせようとロンドンの音楽シーンを驚愕させるプロモーションビデオ製作を決意!こうして無謀にも…

コナーをはじめメンバーたちの猛練習と、曲作りが始まりました。果たして、結果は?バンドメンバーたちは、全員本作が長編映画デビューです。

登場する80年代ミュージックや、80年代のファッションとカルチャーにも注目です。古くても絶対ステキ。ジョン・カーニー監督のこだわり、ぜひ。
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大学教授は、恋愛下手?

2016-06-08 21:22:52 | 映画
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016”の1本。スコットランド出身のトム・ヴォーン監督「おとなのワケあり恋愛講座」(14)です。

トム・ヴォーン監督作品には、「ベガスの恋に勝つルール」(08)、「小さな命が呼ぶとき」(10)、TVM「名探偵ポワロ/死者のあやまち」(13)他があります。

1969年生まれで現在46歳の監督ですが、監督作品は意外と少ないですね。本作で5本目。主演は今もダンディでステキな、ピアース・ブロスナン。

いつまでも5代目ジェームズ・ボンドと言われてしまいますが、「007/ダイ・アナザー・デイ」(02)以降、色々な役に挑戦しプロデューサーとしても活躍。

「あぁ、結婚生活」(07)、「マンマ・ミーア!」(08)、「リメンバー・ミー」(10)、「愛さえあれば」(12)、「ラブ・パンチ」(13)、「スパイ・レジェンド」(14)

「クーデター」(15)、「サバイバー」(15)などに出演。中でもロマン・ポランスキー監督「ゴーストライター」(10)では、高い評価を受けています。

面白かった!そんなブロスナンなのに、どうしてもラブコメはグチャグチャ?独身生活を謳歌するケンブリッジ大学の教授リチャード(ピアース・ブロスナン)は…

教え子のケイト(ジェシカ・アルバ)と交際中。ある晩ケイトを待っていると、バーで見かけた女性が気になり声を掛けます。ところが彼女は、ケイトの姉…

オリビア(サルマ・ハエック)だったのです。ちょうど妊娠が分かり結婚することを決意したリチャードは、仕事が決まったケイトとロスに引っ越すことに。

それから数年後。息子のためにがんばるリチャードでしたが…。マルコム・マクダウェル、マーリー・マトリン共演。今回も、ダメなブロスナンかも。
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英国美青年映画、再び

2016-06-06 21:35:16 | 映画
新宿のシネマカリテ、お世話になっています。2つのスクリーンを持つミニシアターです。この劇場で3回目を迎える映画ファンのためのイベントが、今年も開催です。

それが、“カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016”。7月19日~8月19日まで。60本上映されます。しかし、全部見るのは無理ですねぇ~。

上映作品、上映期間、上映時間をしっかりチェックしてからお出かけしましょう。たくさんある作品の中で、気になる作品を少しご紹介していきましょう。

ローラ・ウェイドの戯曲『POSH』をウェイド本人が脚本化。ロネ・シェルフィグ監督「ライオット・クラブ」(14)です。コペンハーゲン出身の監督作品には…

「幸せになるためのイタリア語講座」(00)、「17歳の肖像」(09)、「ワン・デイ 23年のラブストーリー」(11)があります。映画もですが、舞台も見たいです。

名門オックスフォード大学で上流階級のエリートだけが入会できる、実在の会員制秘密クラブ“ライオット・クラブ”。権力と欲望が渦巻くクラブ内では…

会長の座を巡り、陰湿な争いが繰り広げられていました。新入生のアリステア(サム・クラフリン)とマイルズ(マックス・アイアンズ)は、そんな内情とは知らずに入会することに。

無事、入会儀式を通過したアリステアとマイルズ。ある日、クラブでは郊外の庶民的なパブで晩餐会を開きます。それは、やりたい放題の一夜だったのです。

果たして?サム・クラフリンは「スノーホワイト/氷の王国」(16)、 ジェレミー・アイアンズの息子マックスは「ザ・ホスト 美しき侵略者」(13)に出演。

「ノア 約束の舟」(14)のダグラス・ブース、「ニューヨーク 冬物語」(14)のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、そしてトム・ホランダー共演。ぜひ見ましょ。
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ウフィツィ美術館をスクリーンで。

2016-06-05 21:13:41 | 映画
毎週土曜日の夜10時から30分、TV-TOKYOで放送中の「美の巨人たち」は、美術ファンには必見の番組です。1枚の絵画や彫刻、建築物などを取り上げ…

指向を凝らして紹介します。すごく勉強になります。世界中の美術館を、自宅に居ながら回っている気分です。14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に…

広まったルネサンス。そのイタリアには、多くの美術館があります。中でもウフィツィ美術館は、ルネサンス絵画とメディチ家歴代の美術コレクションで有名です。

日本にもたびたび来日する、ウフィツィ美術館が収蔵する名画や名作たち。この夏、劇場の大きなスクリーンに登場します。しかも、3D、4Kで。

ルカ・ヴィオット監督「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 3D・4K」(15)がそれ。映画の進行役は、ロレンツォ・デ・メディチ。演じるのは…

ジョー・ジョンストン監督「ウルフマン」(10)のサイモン・メレルズ。ロレンツォ(1449~92年)は、コジモの孫でわずか20歳でメディチ家の当主になります。

そして多くの芸術家の“パトロン”としても、知られています。本作に登場する作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作『受胎告知』や『東方三博士の礼拝』や…

『アンギアーリの戦い』。ミケランジェロ・ブオナローティ作『ダヴィデ像』と『聖家族』。ラファエロ・サンティ作『びわの聖母』、カラヴァッジョ作『メデューサ』、

サンドロ・ボッティチェリ作『春』と『ヴィーナスの誕生』。アルテミジア・ジェンティレスキ作『ホロフェルネスの首を斬るユディ』、ベノッツォ・ゴッツォリ作…

『東方三博士の行列』など。現地で見た方、来日展で見た方、未見の方、ぜひ。映画のナレーションは、「美の巨人たち」の小林薫さんです、はい。
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NY、ジェネレーションXとZ

2016-06-04 21:00:21 | 映画
映画監督ベン・スティラー。1965年11月30日ブルックリン出身、50歳。監督作品には、「リアリティ・バイツ」(94)、「ケーブルガイ」(96)、「ズーランダー」(01)、

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(08)、「LIFE!/ライフ」(13)、「ズーランダー NO、2」(16未)があります。製作や/製作総指揮、脚本家としても活躍。

でもやっぱり俳優としての成功は、その出演作品の多さ、ヒット作品の多さを見ればわかりますね。つい見ちゃう俳優です。もちろん最新作も見ますとも。

「イカとクジラ」(05)や「フランシス・ハ」(12)のノア・バームバック脚本、監督作「ヤング・アダルト・ニューヨーク」(14)です。監督も、ブルックリン出身のNYっ子。

ベン・スティラーとは、「人生は最悪だ!」(10未)で組んでいます。← 見なくっちゃ。ドキュメンタリー映画の監督ジョシュ(ベン・スティラー)は、40代。

妻で映画プロデューサーのコーネリア(ナオミ・ワッツ)と共にまだ若く、子供はいないけど自由で幸せな夫婦だと思っていました。高い評価の前作から8年。

これまで新作がないジョシュと、友人のベビー自慢にうんざりのコーネリア。2人は、人生と夫婦間に輝きが消えてしまったと感じていたのです。

そんなある日、アートスクールの講師をしているジョシュは、聴講生のジェイミー(アダム・ドライヴァー)とダービー(アマンダ・サイフリッド)という20代の…

夫婦から声を掛けられます。彼らの家に招待されたジョシュたちは、レコードやタイプライターなどレトロなカルチャーを愛する2人に目を見張ります。

SNSに支配される生活に辟易のジョシュとコーネリアの毎日に、変化が訪れます。果たして?共演は、チャールズ・グローディン。お久しぶり。
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東ドイツでブレイクダンス!

2016-06-03 20:52:55 | 映画
1989年11月10日ベルリンの壁が崩壊する以前の東ドイツ。社会主義政権下の東ドイツでは、西側では当たり前のことが出来なかったのです。

特に文学、音楽、演劇、スポーツなど文化面では、西欧やアメリカの影響を強く受けていた自由な西ドイツと違い、保守的で社会主義的思想が根付く…

東ドイツは、なかなか西ドイツのようにはなれなかったのです。音楽で言えば、ロックンロールやロックバンド、ブレイクダンスなんてとんでもないこと。

…とは言え、東ドイツでも西ドイツのTVやラジオ放送が受信でき、西側、特にアメリカに憧れていたのです。ヤン・マルティン・シャルフ監督のドイツ映画…

ブレイク・ピーターズ」(14)は、そんな時代の若者たちの物語です。1985年夏、東ドイツの工業都市デッサウ。ある晩、西側のTV番組で紹介された…

ブレイクダンスを見た18歳のフランク(ゴードン・ケマラー)。翌日、上映中のアメリカ映画『ビート・ストリート』を見に行き、すっかり夢中になります。

親友アレックス(オリヴァー・コニエツニー)と、元オリンピック体操選手のマルティナ(ゾニア・ゲアハルト)、そしてミヒェル(セバスチャン・イェーガー)と…

路上でダンスを踊るようになるのでした。ところが政府の娯楽芸術委員会は、非社会主義だとしてアメリカ生まれのブレイクダンス禁止に乗り出します。

ある日、他のダンスグループとダンスバトルをしていたフランクたちは、国家警察に逮捕されてしまいます。果たして、フランクたち4人は大丈夫?

ところで「ビート・ストリート」(84)とは、スタン・レイサン監督、ガイ・デイヴィス、レイ・ドーン・チョン主演の音楽ダンス映画。日本未公開ですが。
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