■紅あずま・ベニアズマ(農林36号) 2015年6月16日
紅あずまの芋づるを10本だけ貰ったので、玉葱跡地に植え付けた。
紅あずまはどんな品種だろうかと調べたら、↓ 以下のような事だった。
(1)来歴
皮色・形状にすぐれた「関東85号」と肥大性及び肉質に優れた
「コガネセンガン」の組合せにより、農林水産省農業研究センター
(茨城県つくば市)で育成されたもので、昭和59年に命名登録された。
品種名は、いもの皮色と主として普及が予想される地域を表す。
(2)形態的特性
いもは長紡錘形で揃いは良い。皮色はきれいな濃赤紫色で肉色は黄色である。
(3)生態的特性
萌芽性は良く育苗は容易である。
初期生育は良好で早期肥大性があり、また晩植適応性にも優れる。
遅掘りになるといもが大きくなり条溝がでやすい。
早掘りマルチ栽培で良質多収を示す。
(4)病害虫抵抗性
かいよう症(立枯れ )に極めて強く、ネコブセンチュウ、
つる割病に対する抵抗性は中程度であるが、黒斑病、
ネグサレセンチュウには弱い。
(5)栽培上の注意
マルチ栽培で掘取りが遅れると肥大が進み、条溝が出やすく
外観が不良になるので生育日数100~120日で掘取るのが望ましい。
晩植適応性があるので普通掘りは無マルチ栽培が適当である。
貯蔵性がやや悪いので、キュアリング貯蔵をする場合は湿度を十分保つ。
黒斑病、ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウに強くないので
連作の回避、土壌消毒の実施等その対策が必要である。
(6)用途
食用品種。肉質は粉質で繊維少なく、食味はきわめてよい。
最近、青果用として市場で好評を博し、平成7年の栽培面積は
1万3千haとなっている。
と、少し古い情報だったが…。(^^ゞ
↓ 短い芋づるだが、折角なので栽培してみようと思う。
水に挿していたら、根っこが少し出たようなので、
畝を作り、黒マルチをして植え付けた。
割りばしでつまんで、畝に斜めに差し込むだけ。
節の数が少ないので、多くは望めないと思う。
植え付け完了。
向うに見えている防虫網は、黒もちが閊えたので、前より高い位置に吊りあげた。
中は、黒もちとうもろこしを挟んで、水の匠茄子と浜ニュークリーム・甘とう美人で、
少し写っている右の網には、コリンキーが植わっている。
一応防虫網も被せて 終了!(135度斜めから撮影)
※おまけ
序でに、浜ニュークリームと甘とう美人の脇芽を欠いた。
( 写真をクリックすると拡大画像になります )
1株だけ蒔いていた、ホワイティーがぶら下がっている。(*^_^*)
たまにはお花の写真も…。(^^ゞ
ブットレアも咲き始めた。(*^_^*)