報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

6月7日 添書登山レポ

2015-06-07 23:24:08 | 日記
 私の今後の信心を決める添書登山の日がついにやってきた!
 同行者はいない。単独だ。正に、1人信心の発露と言えよう。
 文句があるなら、私の紹介者に言ってくれ。

 それはさておき、東京駅までの行路は通勤と同じだから、電車を降りた後、間違えて職場に行かないようにしなければならない。
 まあ、同行者もいないようなら、そんなボケかましても、誰もツッコんでくれないので、普通に行ったがな。
 今年度より“やきそばエクスプレス”は、JRバス関東は撤退し、富士急静岡バス1社のみの運行となった。
 それは困りモノで、JRバスの快適な車内に慣らされた身としては、富士急静岡バスの、明らかに劣る車内設備に損している感が拭えないのだ。
 その極みがこれ、

 
シタ朝鮮韓国製、ヒュンダイのユニバース。ハズレ以外の何物でもない!)

 JRバス関東……どころか、JRバスグループで導入例など聞いたことが無いハズレ車種だ。
 復路は国産車だったが、それと比べて明らかに加速性が悪い、安定性が悪い、乗り心地も悪いの3拍子である。
 つぶやきでも書いたが、国産車より安価なので、よく安いツアーバス会社などがこぞって導入していた時期がある。
 富士急は法律で禁止されたツアーバスを運行してはいなかったが、その波に乗って購入したのだろう。
 新車ということもあり、使い込まれた国産車よりその感はあったが、まだそれでも古い国産車の方がマシだと思うくらいだ。
 全く。何でこんなモノを使用するかなぁ!
 バス・フリークスの噂では、どこかのバス会社で中国製のバス(第一汽車?)を使っている所があるらしいぞ。
 ……よもや、清観光はそんなの使用していないだろうな?

 山の無い彼の国ではいいだろうが、山のある日本では大石寺までの坂をキツそうに登っていたぞ?
 まあ、その代わり、帰りのバスはヒュンダイに当たる恐れは無いということでもあるのだが(行路が違う上、富士急静岡バスに導入されているヒュンダイは1台だけ……のはず)。

 それでも運転手の腕前がいいのか、JRバス関東と違って頭が柔らかいのか、バスは降車客のいないバス停は通らずにショートカットして進んだおかげか、珍しく定刻に大石寺に到着した。
 これでもう少し信心があれば、せっかく広布坊で行われる布教講演にでも行くのだが、どうせ御命題がどうの、誓願がどうのというつまらない話だろうからお腹が空いたので、昼食を取りに行くことにした。
 それにしても、今日の山内は賑わっている。
 ドンチャンさんが支部総登山に来ているらしいが、それ以外にもいくつかの支部が総登山していることもあるだろう。
 宿坊の掲示板では、三門前が工事で立ち入りできないことへの批判が書かれているが、何のことはない。
 手を合わせる手間が省けるだけだ。お色直しをして何が悪い。
 いつもの店で昼食を取るが、大好きなカレーが今日はある。
 豚汁定食も美味いのだが、これは平日用にエントリーしておこう。
 せっかくの日曜日に登山したのだから、それ限定のカレーだよな、やっぱ。
 芙蓉茶寮のカレーにツッコミを入れられる、唯一の店だと思う。

 その後は“慧妙”を買ったり、“大日蓮”を買ったり、“妙教”を買ったり……。
 読むヒマ無かったので、後で読もう。
 職場への土産は、富士山サブレで決まりかな。
 しかし、もっとこう……大石寺ならではのお土産は無いものだろうか。
 いっそのこと、『大石寺』と焼き印の入った饅頭とかサブレとか売り出してみたらいかがだろうか?
 “フェイク”が何か書いてくるかもしれないが、美味ければどうということはない。
 え?武闘派が文句言って来るって?はははは!まさか、そんなことはないだろう。

 御開扉の前に山門入り口さんの勧めに従って、御影堂の中に入ってみる。
 何か、格子がしてあって、薄暗くて、中が良く見えなかったのだが。
 一応、ここで祈念してみる。
 ……当然だが、何も起こらない。
 ハテ?こんなんでいいのだろうか。
 内事部では御開扉御供養とは別に僅かばかりの金額を御供養してきたし、あとは御開扉を受けるだけだ。

 もちろん御開扉の内容は、いつもと何か違うわけでもない。
 いつもより人数が多いだけだ。
 御法主上人猊下の仰る文言も、一字一句変わることがない。
 これもまた“フェイク”から『マニュアル通り(笑)』とか書かれそうだが、恐らく一字一句変えないことに意味があるのだろう。
 逆を言えば、人数が多く賑わっているのだから、“フェイク”の記者は取材しにくいだろうね。
 御山が寂れていることをネタにしたがる連中だから。
 参詣の人数は多く、まあ確かに青年女子部の姿も見受けられたが……何か違うなぁ……。
 いや、何が違うの?と聞かれて明確に答えられるわけではないんだが……。
 一応、大御本尊にもお願いはしてきたよ。
 だけど、大御本尊も困るだろうなぁ……。
「宗内にはこだわらないので」
 と言ってみたが、仮に私が宗外の女性と一緒になったとして、ヘタすりゃ私が退転して先方の宗教に入る可能性だって大きいんだから。
 大御本尊的には、それはNGで、何としても阻止するだろう。
 となると……。

 最後の六壺の勤行でも、そこの御本尊に祈念してきた。
 何か……。『そいつの祈りを叶えてしまうと、却って不幸になるから』という理由で、却下されそうな気がするなぁ……。
 まあ、てことは私はもう法統相続の義務は免除ということにさせてもらうがね。

 山内での出会いは全く無く、予約していたタクシーにて下山。
 贔屓のタクシー会社があるのだが、たまに中型車(首都圏の黒塗りタクシーみたいなもの)が配車されることがあるなぁ。
 まあ、いつもよりいい車に乗れてラッキーとでも思えばいいか。
 そうでないヤツよりちょっと高いけどw
 てか、首都圏のタクシーが高いだけか。

 思惑通り、帰りのバスはUDトラックス(旧・日産ディーゼル)という国産車。
 現行車種ではあるが、新車ではない。
 が、やはり私にはこちらが良い。
 実際走ってもらうと、やっぱり安定性も加速性も断然良い。
 惜しむらくは往路もそうだったが、復路も満席に近くて相席になったこと。
 ただでさえ狭い座席で、小柄な私(身長163センチ、体重58キロ)はいいのだが、そこに大柄な人が乗ってきたら大変だ。
 特に往路など、高身長で、かつマジで富士登山の帰りなのか、デカいサックを持ったニイちゃんが隣に乗って来た。
 私はともかく、そのニイちゃんは荷物のやり場に困っていた。
 荷物室に預けたらと思うのだが、何やらこだわりがあるらしい。

 往路は法華講の女性が隣に乗って来たが、何だか話し掛けにくかったな。
 まあ、私よりデカくて何か……威圧感があったというのもあったのだが。
 どこぞの支部の武闘派だったのだろうか?

 ああ、そうそう。
 祈念の内容に、『P嬢みたいな人以外ならいいっス』の後で、小さく『坂井久美子さんみたいな人もちょっと……ゴニョゴニョ』
 とどのつまり、『武闘派はカンベンしてください!』ってことだな。

 うん……まあ、私が御本尊だったら、『お前は生涯独身の方が幸せに生きられるからそれで行け。法統相続はしなくても良い』とするだろうな。
 何はともあれ、私が納得する形で功徳が出るか、タイムリミットは次の支部総登山だ。
コメント (2)
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