先ほど帰宅したところである。
さいたま市も寒いことは寒いのだが、北海道から帰って来たばかりの身となれば、さほどでも無いように思えた。
3日目も私は温泉で過ごすことに決めていた。
朝は少し遅めの8時に起きて、ホテルのレストランでバイキング形式のモーニングを取る。
外国人には、朝からバイキングの日本のホテルの習慣もまたカルチャーショックなのだそうだ。
では早速、小説で使わせて頂きましょう。
……って、多分もうイリーナやマリアンナは知ってるか。
チェックアウト時に外線電話代をフロントから請求された。
ノートPCについては前払いなのでもういいのだが、電話代に関しては、あれだ。
私がスマホを紛失した時、バス会社などに掛けた際のものだ。
NTTドコモはフリーダイヤルなのでいいが、新千歳空港や北海道中央バスにあってはフリーダイヤルではないので、そこに問い合わせた際に発生した料金だろう。
何しろケータイが無いので、部屋の電話から掛けるしか無かったのだ。
90円。
それでも領収証を出してもらう。
いや、別に会社に請求するとかそういうことじゃなくて、自分への戒めの為。
ホテルからすすきの駅に向かい、またメチャ混みの地下鉄南北線に乗り込んで札幌駅に向かう。
南北線の朝ラッシュの混み具合に関しては、首都圏並みと言えよう。
南北線だけなら黒字経営というのも頷ける。
他の路線も健闘しているようで、札幌市地下鉄の売り上げはまあまあらしい。
JRの駅に移動して、早速ホームに上がる。
北海道イチのターミナル駅であるが、東京駅よりもやかましいのは、ディーゼル列車もまた発着しているからだろう。
現に、私が電車を待っている間、キハ183系が帯広に向かって発車していった。
私が乗った快速“エアポート”は721系。
そこの4号車、指定席uシート車に乗る。
座席の色合いが旧式のブルーとレッドだったので、私が乗った車両は初期車だったようだ。
座席は首都圏の普通列車グリーン車よりも広い。
乗車時間は40分も無いが、快適に過ごすならお勧めである。
普通車自由席の方は、立ち席になるほどの賑わいだったようだ。
JR北海道の中で、千歳線や快速“エアポート”号は稼ぎ頭なのである。
千歳線は本来、南千歳駅から苫小牧へ向かう方が本線なのだが、新千歳空港へ向かう支線の方が賑わっているという皮肉。
新千歳空港には2分遅れで到着。
これは札幌発がそもそも2分遅れた為。
回復運転はしなかったもようだ。
ディーゼルカーが全焼した事故をやらかしたことでトラウマになったのか、最高速度を130キロから120キロに引き下げたが、回復運転すらもしなくなったのはちょっと……と思うが。
役員が入水自殺するような鉄道会社だからねぇ……。
その新千歳空港駅なのだが、電車が到着するとエスカレーター付近はカオスな状態になる。
その先も人混みになることが多く、それを嫌ってバスでアクセスする利用者もいるという。
バスなら1台辺りの客数もたかが知れているし、バスターミナルも広いからだ。
それで、今でもバスは人気があるのか。
仙台空港では、鉄道が全て公共交通機関の利用客を独占してしまったため、リムジンバスは全滅してしまったのだが。
そんなことを考えながら、まずは流行る気持ちを押さえ、上司や職場の同僚、そして実家への土産を物色する。
酒好きの隊長と支隊長……もとい、副隊長には空港限定の日本酒の瓶でも買って行こう。
何か、酒造メーカーから派遣されてきたと思われるスタッフが、自分の所の酒をやけにPRしてきたので、それに負けて……いや、従って購入した。
居合道に凝っていて、尚且つ愛国精神により、靖国神社参拝を欠かさず行う副隊長には『国士無双』でいいだろう。
名前で土産を送る相手を選ぶw
デカい美女とゴリマッチョが好きなバイセクシャルの隊長には、『男山』でいいかな。
男山と書いて、『ゴリマッチョ』と呼ぶ。……な、ワケないか。
本人が身長180センチ近くもあるもんだから、男もそれくらいガタイの良いマッチョか、女ならやはり身長170センチ以上キボンだそうだ。
私の小説に出てくるマルチタイプのエミリーとシンディなら、175センチくらいあるんだがな。
あと、イリーナも。
どちらも人造人間と魔導師と、生粋の人間ではありませんがw
作者より12センチも高い女性キャラが登場する私の作品でした。
実家用の土産は佐川急便で送る。
あとは私の帰りのバッグに無理やり詰め込んだ。
その足で、今度は空港4Fへ。
初音ミクの展示ブースとグッズ売り場が、どうも常設化されたらしい。
私は早速足を運んだが、意外と腐女子……じゃなかった。女性ファンもいて、ボカロの人気は男女不問であることを伺わせた。
実際、ボカロのコスプレだって女性が多いわけだし。
ボカロのプロデュースなんて、それこそ男女不問なわけだからね。
“アイドルマスター”とか“薄桜鬼”とかだと、どうしても性別が偏るけれども、ボカロはそうではないというのはいいことだと思う。
そこで私は扇子とCDを購入した。
これはもちろん、私自身への土産。
これならかさばらない。
ボーカロイドと言えば、初音ミク達を生み出したクリプトン。
そしてそれの本社があるのが札幌市であるため、今では知らぬ者はいないとのこと。
何しろ、札幌市電でもやってるくらいだからね。
今回は乗れなかったけど。
私の小説では普通に登場しているけど、クリプトンの公式発表で、商用目的でなければ、自由に二次創作に使って良いとのことだ。
初音ミクの常設展示も堪能したことだし、あとは同じフロアにある温泉施設で過ごすことにする。
北海道の温泉施設は小樽と札幌市内の2ヶ所行ってみたけど、今のところ、まだ新千歳空港のものを超えてはいない。
今度また北海道に来たら、札幌市内の別のスパに行ってみようかと思っているけど、私の作品の中で2回も登場させてしまうくらい、本当に私のお気に入りだ。
飛行機の時間までと言わず、本当に半日以上は過ごせるくらいの勢いだ。
私の乾燥肌や、それによって頻発している皸の症状も温泉巡りをしたおかげで、割と良くなっているような気がする。
北海道は冬でも、そんなに乾燥しないからというのもあるだろうが。
飛行機の離発着の音を聞きながら、浸かる露天風呂も、まあいいもんだよ。
私の作品においては、マリアンナがケンショーピンクによって脱糞させられたトイレは清掃中だった。
ここで飛行機の時間まで過ごした後、メンバーと合流して出発ロビーに向かう。
帰りもANAだが、行きと比べれば機内は空いていた。
シートが少し新しいタイプだったせいなのか、行きと比べれば心なしか広かったように見える。
昨年と比べれば往復ともに飛行機は快適だった。
何しろダイヤ通りにフライトできて、揺れもそんなに無かったのだから。
空港から自宅までのルートはリムジンバスだが、帰りの場合、私は少々特殊なルートを通る。
私と同じ寮の人が同行を申し出て来たので、私は快諾した。
国際線ターミナルに向かって、そこから乗るというルートには戸惑ってくれましたがw
リムジンバスは国際線ターミナルが始発である。
で、ターミナル間無料連絡バスに乗れば、タダで移動でき、しかもどのターミナルから乗っても運賃は同じである。
途中の首都高では少々渋滞にハマったりもしたが、それでもダイヤ通りに着けた。
バスルートで楽に帰れた同行者は、
「ユタさんと一緒に帰って良かった」
と、喜んでくれた。
なに、大したことではない。
ほとんど私の趣味だから。
それにしても、あっという間の旅行だった。
あっという間ということは、それだけ充実した過ごし方をしたということなのだが、贅沢を言えばもう一泊したかったというのはある。
今回はホテルが1人につき一人部屋ということもあったので、気を使わずに済んだというのもあるだろう。
勤行についても、1人部屋のおかげで私は何の気兼ねもせず、遥拝できたというのも大きいな。
スマホを紛失したというのは罰かと思ったが、無事に見つかったことで、罪障消滅であったことが分かって良かったしね。
終わり良ければ全て良しとも言うし、正にそれで終われたことも良かったのではないかと思う。
来年もまた飛行機で旅行する機会があれば、是非とも参加したい。
年に1度はパーッと旅行に行きたいというのは、けして不良信心ではないはずだ。
顕正会的には不良信心だけどね。
さいたま市も寒いことは寒いのだが、北海道から帰って来たばかりの身となれば、さほどでも無いように思えた。
3日目も私は温泉で過ごすことに決めていた。
朝は少し遅めの8時に起きて、ホテルのレストランでバイキング形式のモーニングを取る。
外国人には、朝からバイキングの日本のホテルの習慣もまたカルチャーショックなのだそうだ。
では早速、小説で使わせて頂きましょう。
……って、多分もうイリーナやマリアンナは知ってるか。
チェックアウト時に外線電話代をフロントから請求された。
ノートPCについては前払いなのでもういいのだが、電話代に関しては、あれだ。
私がスマホを紛失した時、バス会社などに掛けた際のものだ。
NTTドコモはフリーダイヤルなのでいいが、新千歳空港や北海道中央バスにあってはフリーダイヤルではないので、そこに問い合わせた際に発生した料金だろう。
何しろケータイが無いので、部屋の電話から掛けるしか無かったのだ。
90円。
それでも領収証を出してもらう。
いや、別に会社に請求するとかそういうことじゃなくて、自分への戒めの為。
ホテルからすすきの駅に向かい、またメチャ混みの地下鉄南北線に乗り込んで札幌駅に向かう。
南北線の朝ラッシュの混み具合に関しては、首都圏並みと言えよう。
南北線だけなら黒字経営というのも頷ける。
他の路線も健闘しているようで、札幌市地下鉄の売り上げはまあまあらしい。
JRの駅に移動して、早速ホームに上がる。
北海道イチのターミナル駅であるが、東京駅よりもやかましいのは、ディーゼル列車もまた発着しているからだろう。
現に、私が電車を待っている間、キハ183系が帯広に向かって発車していった。
私が乗った快速“エアポート”は721系。
そこの4号車、指定席uシート車に乗る。
座席の色合いが旧式のブルーとレッドだったので、私が乗った車両は初期車だったようだ。
座席は首都圏の普通列車グリーン車よりも広い。
乗車時間は40分も無いが、快適に過ごすならお勧めである。
普通車自由席の方は、立ち席になるほどの賑わいだったようだ。
JR北海道の中で、千歳線や快速“エアポート”号は稼ぎ頭なのである。
千歳線は本来、南千歳駅から苫小牧へ向かう方が本線なのだが、新千歳空港へ向かう支線の方が賑わっているという皮肉。
新千歳空港には2分遅れで到着。
これは札幌発がそもそも2分遅れた為。
回復運転はしなかったもようだ。
ディーゼルカーが全焼した事故をやらかしたことでトラウマになったのか、最高速度を130キロから120キロに引き下げたが、回復運転すらもしなくなったのはちょっと……と思うが。
役員が入水自殺するような鉄道会社だからねぇ……。
その新千歳空港駅なのだが、電車が到着するとエスカレーター付近はカオスな状態になる。
その先も人混みになることが多く、それを嫌ってバスでアクセスする利用者もいるという。
バスなら1台辺りの客数もたかが知れているし、バスターミナルも広いからだ。
それで、今でもバスは人気があるのか。
仙台空港では、鉄道が全て公共交通機関の利用客を独占してしまったため、リムジンバスは全滅してしまったのだが。
そんなことを考えながら、まずは流行る気持ちを押さえ、上司や職場の同僚、そして実家への土産を物色する。
酒好きの隊長と支隊長……もとい、副隊長には空港限定の日本酒の瓶でも買って行こう。
何か、酒造メーカーから派遣されてきたと思われるスタッフが、自分の所の酒をやけにPRしてきたので、それに負けて……いや、従って購入した。
居合道に凝っていて、尚且つ愛国精神により、靖国神社参拝を欠かさず行う副隊長には『国士無双』でいいだろう。
名前で土産を送る相手を選ぶw
デカい美女とゴリマッチョが好きなバイセクシャルの隊長には、『男山』でいいかな。
男山と書いて、『ゴリマッチョ』と呼ぶ。……な、ワケないか。
本人が身長180センチ近くもあるもんだから、男もそれくらいガタイの良いマッチョか、女ならやはり身長170センチ以上キボンだそうだ。
私の小説に出てくるマルチタイプのエミリーとシンディなら、175センチくらいあるんだがな。
あと、イリーナも。
どちらも人造人間と魔導師と、生粋の人間ではありませんがw
作者より12センチも高い女性キャラが登場する私の作品でした。
実家用の土産は佐川急便で送る。
あとは私の帰りのバッグに無理やり詰め込んだ。
その足で、今度は空港4Fへ。
初音ミクの展示ブースとグッズ売り場が、どうも常設化されたらしい。
私は早速足を運んだが、意外と腐女子……じゃなかった。女性ファンもいて、ボカロの人気は男女不問であることを伺わせた。
実際、ボカロのコスプレだって女性が多いわけだし。
ボカロのプロデュースなんて、それこそ男女不問なわけだからね。
“アイドルマスター”とか“薄桜鬼”とかだと、どうしても性別が偏るけれども、ボカロはそうではないというのはいいことだと思う。
そこで私は扇子とCDを購入した。
これはもちろん、私自身への土産。
これならかさばらない。
ボーカロイドと言えば、初音ミク達を生み出したクリプトン。
そしてそれの本社があるのが札幌市であるため、今では知らぬ者はいないとのこと。
何しろ、札幌市電でもやってるくらいだからね。
今回は乗れなかったけど。
私の小説では普通に登場しているけど、クリプトンの公式発表で、商用目的でなければ、自由に二次創作に使って良いとのことだ。
初音ミクの常設展示も堪能したことだし、あとは同じフロアにある温泉施設で過ごすことにする。
北海道の温泉施設は小樽と札幌市内の2ヶ所行ってみたけど、今のところ、まだ新千歳空港のものを超えてはいない。
今度また北海道に来たら、札幌市内の別のスパに行ってみようかと思っているけど、私の作品の中で2回も登場させてしまうくらい、本当に私のお気に入りだ。
飛行機の時間までと言わず、本当に半日以上は過ごせるくらいの勢いだ。
私の乾燥肌や、それによって頻発している皸の症状も温泉巡りをしたおかげで、割と良くなっているような気がする。
北海道は冬でも、そんなに乾燥しないからというのもあるだろうが。
飛行機の離発着の音を聞きながら、浸かる露天風呂も、まあいいもんだよ。
ここで飛行機の時間まで過ごした後、メンバーと合流して出発ロビーに向かう。
帰りもANAだが、行きと比べれば機内は空いていた。
シートが少し新しいタイプだったせいなのか、行きと比べれば心なしか広かったように見える。
昨年と比べれば往復ともに飛行機は快適だった。
何しろダイヤ通りにフライトできて、揺れもそんなに無かったのだから。
空港から自宅までのルートはリムジンバスだが、帰りの場合、私は少々特殊なルートを通る。
私と同じ寮の人が同行を申し出て来たので、私は快諾した。
国際線ターミナルに向かって、そこから乗るというルートには戸惑ってくれましたがw
リムジンバスは国際線ターミナルが始発である。
で、ターミナル間無料連絡バスに乗れば、タダで移動でき、しかもどのターミナルから乗っても運賃は同じである。
途中の首都高では少々渋滞にハマったりもしたが、それでもダイヤ通りに着けた。
バスルートで楽に帰れた同行者は、
「ユタさんと一緒に帰って良かった」
と、喜んでくれた。
なに、大したことではない。
ほとんど私の趣味だから。
それにしても、あっという間の旅行だった。
あっという間ということは、それだけ充実した過ごし方をしたということなのだが、贅沢を言えばもう一泊したかったというのはある。
今回はホテルが1人につき一人部屋ということもあったので、気を使わずに済んだというのもあるだろう。
勤行についても、1人部屋のおかげで私は何の気兼ねもせず、遥拝できたというのも大きいな。
スマホを紛失したというのは罰かと思ったが、無事に見つかったことで、罪障消滅であったことが分かって良かったしね。
終わり良ければ全て良しとも言うし、正にそれで終われたことも良かったのではないかと思う。
来年もまた飛行機で旅行する機会があれば、是非とも参加したい。
年に1度はパーッと旅行に行きたいというのは、けして不良信心ではないはずだ。
顕正会的には不良信心だけどね。