最近、「景観」と言うことが良く話題になるようになっています。私も折に触れて述べて来ました。照明デザイナーの石井幹子氏が平成11年「国会等の移転に関する特別委員会」で次の様に仰っています。
ニューヨークのような高層ビルがたくさん建っているものは二十世紀型の工業化時代の都市であって、二十一世紀の都市というのは超高層ビルが建ち並ぶものではない。もっと全体が低層で、そして緑がふんだんにあり、水があり、そして光があるといったそういう都市をイメージしております。
30年前、樋口忠彦氏(現・京大大学院教授)が「景観の構造」の中で、7つの型の生息地空間(人が快適性を感じられる空間)を指摘されています。その一つに秋津洲やまと型空間(四方を山で囲まれた空間)があります。
写真の日比谷公園はその代償空間といえます。中央部分に広場があり、二重の構成になっています。設計者は日本の国立公園の制定に尽力された、本多静六博士です。たこ焼き屋さんがありましたので、たこ焼き食べながら(梅干入りのおにぎりを食べながら^^)語らうも良しです。
樋口氏とは、教室の廊下ですれ違う程度のお付き合いでしたが、改めて優れた研究だなと思います。卒業式後の謝恩会の席で「一日1時間勉強すればその道の専門家になれる」と仰っていたことが印象に残っています。 小田原梅干
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_14/no14_d01.html
ニューヨークのような高層ビルがたくさん建っているものは二十世紀型の工業化時代の都市であって、二十一世紀の都市というのは超高層ビルが建ち並ぶものではない。もっと全体が低層で、そして緑がふんだんにあり、水があり、そして光があるといったそういう都市をイメージしております。
30年前、樋口忠彦氏(現・京大大学院教授)が「景観の構造」の中で、7つの型の生息地空間(人が快適性を感じられる空間)を指摘されています。その一つに秋津洲やまと型空間(四方を山で囲まれた空間)があります。
写真の日比谷公園はその代償空間といえます。中央部分に広場があり、二重の構成になっています。設計者は日本の国立公園の制定に尽力された、本多静六博士です。たこ焼き屋さんがありましたので、たこ焼き食べながら(梅干入りのおにぎりを食べながら^^)語らうも良しです。
樋口氏とは、教室の廊下ですれ違う程度のお付き合いでしたが、改めて優れた研究だなと思います。卒業式後の謝恩会の席で「一日1時間勉強すればその道の専門家になれる」と仰っていたことが印象に残っています。 小田原梅干
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_14/no14_d01.html