タイトルの題で2022年10月1日号の週刊東洋経済に、佐藤優氏(作
家・元外務省主任分析官)が寄稿されていました。
ケンナジー・ブルブリス:ロシア連邦の政治家。エリツィン時代の
前期国務長官。1945年8月4日~2022年6月19日。ウラル大学哲学部卒。
寄稿文の中に、ー
歯舞群島。色丹島、国後島、択捉島の4島はスターリン主義のソ連
が日本から強奪したものだ。
日本人がこのような過疎の島は経済的負担が増えるので要らないと
述べても、ロシアは自発的に4島を日本に返還しなくてはならない。
なぜなら4島返還はロシアからスターリン主義と決別したことの証
左になり、国際社会でロシアが尊敬されるために必要だからだ。
北方領土の返還こそがロシアの長期的国益に貢献する。ー
ブルブリス氏は訪日結果をエリツィン大統領に直接報告し、少なか
らぬ影響を与えた。プーチン政権になってからも北方領土問題に関す
る持論を変えなかったと言う。
ロシアにも、この様な気骨ある政治家がいたことを、強く記憶に留
めたい。 小田原梅干し:梅丸