半世紀以上ぶりにタイトルのビデオを市立図書館で観る機会があ
った。「奇跡の人」と言うと、日本ではヘレン・ケラー女史を指し
ます。原題は「The Miracle Worker」で、彼女の家庭教師であった
アン・サリバン先生を指すのが正しいとの事です。
見えない・聞けない・話せないの三重苦で両親のしつけも甘く、
わがまま放題の小娘が相手。そればかりか教育方針では両親も敵に
回る。
二十歳の彼女の初仕事がこれ。ギブアップして帰ってしまっても
有りうる選択。退路を断って来たつもりの彼女にとっては「諦めた
らその時点で終わり」。戦略を練り、少しづつ前進するのみであっ
た。
映画はヘレンが彼女の愛に気づいた処で終わるが、彼女の生涯は
ヘレンの教育と助力に捧げたものであった。ヘレンが世界的な教育
家、社会福祉活動家になり、障害者の教育・福祉の発展に尽力した
ことで報われたと言える。
現代もこれと似た処があって、諦めたらお仕舞。戦略を練って少
しづつ前進したいものです。画像はサリバン先生です。ウィキペデ
ィアより借用しています。
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