文化村ザ・ミュージアムで開催中の「シャヴァンヌ展」に行ってきました。
初めは特に興味があったわけではなく、招待券をもらったからという単純な理由だったのですが・・・行って本当に良かったです。
「幻想」というペガサスと二人の人物が描かれている全体が青っぽい作品に心惹かれ、そういえばどこかでこんな絵の描写を観たような気がする・・・もしや、と思って説明のプレートを見ると「大原美術館所蔵」とあるではありませんか
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」の冒頭で大原美術館の学芸員の主人公がじっと見つめていたあの絵がまさにコレだったのですね。
そして彼女が見たいと思った他の絵も展示されていました。
この絵を観られただけでも来た甲斐があったというものですが、アルカディア(理想郷)をテーマとしている幻想的で美しく心が豊かになるような絵が沢山ありました。
見ているだけでホッとするというか幸せな気持ちになれる・・・そんな絵たち。
全体が白っぽくて靄に霞んでいるような気がしたのですが、まさにそこにはシャヴァンヌのポリシーがあったんですね。壁画は建築の一部なのだから、それだけが目立ってはいけない、全体と調和させなくてはいけないという。
スーラやゴーギャンなども彼から多大なる影響を受けているのだそうです。
35分位ある説明のビデオが流れていたので見たのですが、今まで知らなかったシャヴァンヌという壁画家に対する理解が深まってとても面白かったので、これから行かれる方は是非ご覧になって下さい。
それにしてもリヨン美術館をはじめとしてヨーロッパの美術館ってそれ自体が素晴らしい芸術品といった趣の建物が多いのですね。
そんな建物の中の壁に描かれている彼の壁画を是非観てみたいものです。
初めは特に興味があったわけではなく、招待券をもらったからという単純な理由だったのですが・・・行って本当に良かったです。
「幻想」というペガサスと二人の人物が描かれている全体が青っぽい作品に心惹かれ、そういえばどこかでこんな絵の描写を観たような気がする・・・もしや、と思って説明のプレートを見ると「大原美術館所蔵」とあるではありませんか
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」の冒頭で大原美術館の学芸員の主人公がじっと見つめていたあの絵がまさにコレだったのですね。
そして彼女が見たいと思った他の絵も展示されていました。
この絵を観られただけでも来た甲斐があったというものですが、アルカディア(理想郷)をテーマとしている幻想的で美しく心が豊かになるような絵が沢山ありました。
見ているだけでホッとするというか幸せな気持ちになれる・・・そんな絵たち。
全体が白っぽくて靄に霞んでいるような気がしたのですが、まさにそこにはシャヴァンヌのポリシーがあったんですね。壁画は建築の一部なのだから、それだけが目立ってはいけない、全体と調和させなくてはいけないという。
スーラやゴーギャンなども彼から多大なる影響を受けているのだそうです。
35分位ある説明のビデオが流れていたので見たのですが、今まで知らなかったシャヴァンヌという壁画家に対する理解が深まってとても面白かったので、これから行かれる方は是非ご覧になって下さい。
それにしてもリヨン美術館をはじめとしてヨーロッパの美術館ってそれ自体が素晴らしい芸術品といった趣の建物が多いのですね。
そんな建物の中の壁に描かれている彼の壁画を是非観てみたいものです。