マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

星組スカーレットピンパーネル~東京宝塚劇場

2017年05月07日 | 宝塚
東京宝塚劇場で星組さんの「スカーレットピンパーネル」観劇。



紅ちゃんとあーちゃんのトップ御披露目公演に相応しい、華やかでとても楽しい舞台でした。

紅さんはパーシーにぴったりでお歌も上手くなってて安心して観ていられました。凄く努力されたんだろうなぁと思います。

あーちゃんは今までは可愛らしい感じだったのに、メイクや声の出し方を変えて大人の女性を好演してました。

礼真琴ちゃんのショーヴランは、あまり憎々しい感じではなかったけど歌は素晴らしかったです。カイちゃんのロベスピエールも良かったですよ。カイちゃんは見る度にキレイになってる気がするのは私だけかな?

ピンパーネル軍団のメンバー皆さん、個性豊かな美形揃いで濃いです! 目が忙しい~ お気に入りは天華えまちゃん。
そしてルイ・シャルルの星蘭ひとみさんが美しかったです。

観終わった後、あ~面白かった!と思える舞台でした。

次は6月。


王家の紋章続き

2017年05月07日 | ミュージカル
ざっくりしたストーリーは、

アメリカ娘のキャロルがエジプトで王家の墓を発掘中に行方不明になる。(どうやらメンフィス王を冒涜したため姉アイシスの呪いによって古代エジプトにタイムスリップしてしまうらしい。)
キャロルは奴隷の親子に助けられ匿われるが王に見つかり捕えられてしまう。
現代っ子のキャロルは王を王とも思わぬ言動で怒りを買い処刑されそうになるが、現代人の知識を活用し王の窮地を救う。
そんな彼女の知恵と勇気ある言動を見て、人々は奇跡を起こす神の使いと思い込み、王も次第にキャロルに惹かれていく。
メンフィスを愛する姉アイシスは、メンフィスの妃の座を狙うヒッタイトのミムタン王女を殺害し、キャロルもナイルへ突き落す。
キャロルが目覚めると、そこは現代のナイルの岸辺だった。喜んだ兄が病院に収容しちょっと目を離したすきにキャロルは自分の意志でまたエジプトへと戻って行ってしまう。(この辺の描き方が唐突で薄っぺらい感じなんですよね。何故そうまでして古代に戻りたかったのかが説得力ないのでお兄ちゃんが可哀想になりました。)

こんな感じで、現代社会にいるキャロルの兄がちょこちょこ出てくる以外は、古代エジプトを舞台に王メンフィスを巡る愛と憎しみ、裏切り、国同士の抗争・・・とドラマが繰り広げられます。

私は漫画の「王家の紋章」を読んだことがないのでキャストが合ってるとかキャラがどうのとかは全然気にならないのですが、単純にミュージカルとしてどう思ったかというと、単にストーリーを追うだけで深みがない、特にキャロルとメンフィスの心が近づいて行く過程がもっと細やかに描かれていれば感情移入できたかもしれないのにとちょっと残念でした。

楽曲もリーヴァイさんということで期待しすぎたのかもしれませんが、イズミルのソロとメンフィスやイズミルが歌うメインテーマ曲以外はあまり心に残るものはなかった。難しい曲が多く、歌唱力抜群の方々が歌ってるのに調子っぱずれに聞こえるようなメロディーが多くて期待外れ。そして歌詞も・・・ちょっとね

キャストの皆さんは、浦井君や濱めぐさんは勿論のこと、、伊礼さん、愛加あゆちゃん(この二人は可哀想すぎる!)、祐一郎さん・・・皆さん良かったですし、宮澤佐江さんも健闘してましたよ。確かに声がアニメ声っぽくてセリフが聞き取りにくいところもあったけどね。
ベテランキャストの中、ルカ役の矢田悠祐さんが光ってました。