本日の席は2階最前列。とても見やすく照明やダンスのフォーメーションも綺麗に見えます。
面白かったですよ~美しい舞台でした。サンジェルマンとサンジェルマンの影達が踊る冒頭のシーンとかね、ほんとに綺麗。
みやちゃん(美弥るりか)、キラキラしてました。華がありますね〜〜れいこちゃん(月城かなと)もカッコよくて二人の並びの美しい事眼福です。
舞台はフランス革命のあの時代。宝塚では見慣れた場面です。
1789とかベルばらとか宮廷シーンはグスタフIIIも彷彿と。
でも原田君は雅な宮廷シーンよりも民衆の泥臭いシーンの方がお得意みたいですね。
王妃とサンジェルマンとの関係性が新鮮でした。王妃様は見せ場も多くて、とても良い人に描かれてました。
一幕はサンジェルマン伯爵に成りすましたシモンが宮廷に入り込み貴族や王、王妃までも虜にしてしまい国政までも操るようになっていく・・・最初は面白がって一緒に行動していたジャックはそんなシモンに違和感を感じるようになりシモンと決別しロベスピエールの仲間になりバスティーユ攻撃へ。
敵対するような立場になって色々あるわけですが、シモンとジャックの男の友情・絆にほろっとします。
やはり民衆が蜂起するところはパワフルで見応えありますね。宇月さんのロベスピエールがかっこよかったなぁ。
れいこちゃんも一幕はサンジェルマンの従者としての立場なので大人しめでチョット残念でしたが、二幕でシモンと決別してからが見せ場が多くてファンとしては嬉しかったですね。
フィナーレの男役群舞も新鮮でかっこよかったです。れいこちゃんの手のヒラヒラが可愛かった。確かにちょっといつもと違う振付で面白かった。
シンプルなセットの中で瑠璃色の光に床の模様が美しく映し出される様も良く見えますし、みやちゃんは螺旋階段上での演技や歌唱も多いので二階席前方が一番見やすいかもしれませんね。