たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊で5☆7☆5を呟く。

「プライドと偏見」英国のお城舞踏会に吹く恋風

2006-01-18 22:23:58 | 劇場映画


……出逢いはダンス。触れた指先に感じるほのかな愛。でも---男はプライドを捨てられない。女は真実が目に入らない。……
14日から全国一斉ロードショー。本年度アカデミー賞最有力候補という触れ込みに魅かれ「プライドと偏見」を見てきた。

18世紀末イギリスの有産階級(お城に住んでいる。パーティーばかりやっていろ。当然召使がいて、自分たちはなにもしない)の貴公子と取り巻く結婚願望の女性たち。気位と誤解のスレチガイで劇は進行し、結末は……見てのお楽しみ。女性には相続権がなかった時代の物語。

大英国時代の面影をオールイングランドロケで色濃く描く、原作はイギリス女流作家・ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」の映画化。美しい映像とピアノ曲が印象的。

文庫本 「高慢と偏見」上・下岩波  「自負と偏見」上・下新潮

たにしが思うには、
「アカデミー賞最有力候補というのは」ちょっと。