たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

雨風に耐え、いまだ満開に吹くサクラ散らしの風

2006-04-08 11:58:27 | Lyricism

ただいま、4月8日午前11時俳句の都・松山市でNHKbs「俳句王国」が金子兜太さんの主宰 で放送されている。
兼題は「蝌蚪(かと)」。おたまじゃくしのことです。
選句に入る前に、主宰が自らの句を紹介していました。
蝌蚪つまむ指頭の力愛に似て(金子兜太)
この句意は何なのだろう。
おたまじゃくしをつまむ感覚を皆さんは、どのように伝えられますか。

おたまじゃくしなら、たにしの周りにいっぱいます。漢字で「蝌蚪(かと)」と書くとは知らなかった。

今日8日は高浜虚子忌。松山市生まれ、1874年2月22日(明治7年)~1959年4月8日(昭和34年)、享年85歳。ホトトギス派の理念となる「花鳥諷詠」を提唱したことで知られる。
犬ふぐり星のまた丶く如くなり
初蝶来何色と問ふ黄と答ふ
そのままに君紅梅の下に立て
白牡丹といふといへども紅ほのか

あす9日はたにしのボランティアグループの花見バーベキュー。
サクラ散る茶碗酒に人の輪。