たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

映画「着信アリ final」死の着メロに吹く怨念の風

2006-07-08 11:59:32 | 劇場映画

ケータイで繋がっている仲間感覚の安定感が崩れたとき、
ケータイで繋がれた仲間感覚の不信感と無責任さを描く。
「転送すれば死なない」最後は自分に転送するしかない。

ケータイ着メロ・ホラー映画の3作目。
携帯電話は使ったことがなし、前の2作も見ていないので、へーっと思わす道具立てに感心した。

若手人気女優の、堀北真希と黒木メイサの競演ということで高校生カップルが多かった。

韓国へ修学旅行に行った高校生クラス。一人の生徒のケータイに聞き覚えのある着メロが鳴った。それはイジメで自殺を図った友だちからのものだった。
そして、仲良しのクラスメートに醜い仲間割れがおき、着メロが自分に転送されないかと、疑心暗鬼・地獄の修羅場に。
メールの集中砲火を浴びれば、発信もとのパソコンは破壊するのだろうか。
タニシのブログには、メール爆弾は来ないだろな。