たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

山の辺のヤマユリに吹く威風

2006-07-13 08:40:52 | Lyricism

道の辺の 草深百合の 花咲に咲まひしからに 妻といふべしや
(万葉集・巻7・1257、読み人知らず)

わたしがユリのように笑ったからといって、わたしを妻と呼ぶなんて、許しませんことよ
日本の夏の山野を彩るものに、ユリほどふさわしい花はない。花言葉の「荘厳、威厳」が似合う。
街路、庭先でも見ることはできるが、やはり山肌の樹々の下に「ひょっと伸びて、3、4輪」咲いている姿がいい。
この時期になると、ヤマユリ・花めぐりのコースを開放してくれる山主さんに感謝。

久しぶりに「風綴り」です。名古屋場所の最中、力士のしこ名に注目しました。
風綴り⑯<しこ名に風の付く現役力士>
彩乃風(あやのかぜ) 三段目東72 尾車
風斧山(かざふざん) 幕下東21 錦戸
青風 (せいふう) 三段目東86 追手風
豪風 (たけかぜ) 西前頭13 尾車
大旋風(だいせんぷう) 序の口東8
輝風 (てるかぜ) 幕下東51 尾車
出羽疾風(でわはやて) 序二段西67 出羽海
錦風 (にしきかぜ) 幕下東23 尾車
速風 (はやかぜ) 序二段東59 尾車
追風城(はやてじょう) 序二段西17 追手風
追風藤(はやてふじ) 序二段西93 追手風
富士ノ風(ふじのかぜ) 三段目東14 尾車
星風 (ほしかぜ) 幕下西31 尾車
舞風 (まいかぜ) 幕下西18 尾車
嘉風 (よしかぜ) 東前頭9 尾車
元大関・琴風師匠の尾車部屋にやはり風の付く力士が多い。歴代力士を調べれば、もっと沢山の有名「風力士」が居るだろう。
タニシの願いは、伝説の無敵力士・谷風が再来して、モンゴル勢をやっつけてもらいたい。