昨日は24節気の小暑であった。
この日、当地は朝から、強雨と雷鳴が響いていた。
雷が鳴ると、もう、梅雨明けも近い。
小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、小暑の終わりごろに夏の土用に入る。と歳時記に記されている。
7月7日は七夕でもある。残念ながら曇り空でした。
タニシの湧水田も、草の匂いが強くなり、
春の花の小路は、夏草に押されてしまっている。
この春の花の記憶を映してみます。
「夏は来ぬ」佐々木信綱作詞・小山作之助作曲
卯の花の、匂う垣根に
時鳥、早も来鳴きて
忍音もらす、夏は来ぬ
さみだれの、そそぐ山田に
早乙女が、裳裾ぬらして
玉苗植うる、夏は来ぬ
橘の、薫るのきばの
窓近く、蛍飛びかい
おこたり諌むる、夏は来ぬ
楝ちる、川べの宿の
門遠く、水鶏声して
夕月すずしき、夏は来ぬ
五月やみ、蛍飛びかい
水鶏鳴き、卯の花咲きて
早苗植えわたす、夏は来ぬ