野沢温泉の翌日は、少し戻って飯山駅。
駅前からバスに乗り、途中からはタクシーに乗り換える。
馬曲川に沿ったカーブの坂道を登る。
視界が開けると新緑の山々が眩しい。道の脇は黄色い山吹の花が続く。
「やまぶき街道」と言うのだそうです。


温泉場に着くと、周りは山吹の花の道が続いて、
黄色に染まった「望郷の湯・馬曲温泉」が現れた。


湯場の眼前は、何も遮るものがない。天空の湯船が広がる。
遠くには北アルプスの山々が連なる。
眼前の近山は新緑が幾重にも重なり、緑のグラデーション。


かけ流しの湯温はそれほど熱くない。
先客が3人ほどいたが、居なくなった後は、独り占め状態だ。
身体も心も、これほどの開放感は初めてだ。
周りには山吹の黄色が溢れていた。

この、「馬曲・望郷の湯」は日本経済新聞の「何でもランキング」「雪景色の素晴らしい温泉 東日本の部」で第1位にランクされているという、新聞の切抜きのコピーを受付で頂ました。