今年も「鎌ケ谷市民まつり」に国指定無形民俗文化財の、
「相馬野馬追」の甲冑騎馬武者12騎が、
福島県の相馬地方から馳せ参じ、勇壮な人馬の絵巻を披露してくれました。
同地方と当市・鎌ケ谷とは「馬」でつながりがあります。
鎌ケ谷でも江戸時代には幕府の牧場が設けられ、
放牧馬を捕獲・分別した「野馬捕り」が行われるなど、
「馬」を通じた歴史的な縁があります。
そうした縁で甲冑騎馬武者行列が見られるようになりました。
出陣式が行われた貝柄山公園から市役所までの、
10キロを超す沿道には、大勢の市民が参列して出迎えていました。
新鎌通りの直線道路では二騎並んで早駆けする勇壮な迫力シーンを展開しました。
沿道の市民は甲冑姿の騎馬武者に「きれいね」「馬が可愛いね」など、
女性や子どもたちが歓声を上げていました。