たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

都内・世田谷区の崖、等々力渓谷と五島美術館庭園を歩く②

2015-10-26 14:32:24 | 社会見学

公民館サークルの会で東京・世田谷区の端っこ、
等々力渓谷と五島美術館庭園に行って来ました。
五島美術館庭園歩きについては前回書いたので、
今回は等々力渓谷歩きについて書いておきます。





本来のコースは東急大井町線の等々力駅から数分の渓谷入口、
赤いアーチ脚のゴルフ橋の下から入るのが通常のようですが、
私たちは五島庭園を先に見た関係で上野毛駅から歩きました。





環状8号線を20分ほど歩きます。車も多くかなり難儀な道でした。
玉川野毛町公園にたどり着いて、小山の上にある「野毛大塚古墳」は、
上がる力がなくてスルーしました。狭くて長い石段を下り渓谷に下り、
小さなみかん畑脇の石段を上がり、日本庭園書院の広場に着きました。





ようやく弁当タイムになりました。めいめいが用意したシートを敷き、
品川駅で買った弁当を開きました。
お酒なしには居られない会長ともう一人の相方は早速、三合ビンを開けています。
缶ビールを「プシュ」とやっている人も居ます。





等々力渓谷は、武蔵野台地お南端を矢沢川が浸食してできた、
延長約1キロメートルの東京23区内唯一の渓谷です。

「等々力」の地名は、渓谷内の「不動の滝」に音が響き渡り、
「轟いた」ところからついた、との言い伝えがあります。
(この項、パンフレットから)



帰路につきコンクリートで固められた渓谷の歩道を歩きます。
途中の崖には湧き水が流れ落ちる「不動の滝」がありました。





茶屋のある脇の石段を登ると「等々力不動尊」がありました。
境内のイチョウの大木が黄金色に染まっています。
樹の下には銀杏が敷き詰めたように落ちています。





渓谷は写真で見るように両側は石垣で固められていて、
山野で見られるような深山幽谷な雰囲気は全くありません。
まあ、都内ですからしょうがないですね。





ゴルフ橋の赤い橋脚が見えてきました。
石段を上がり「渓谷入口」に出ました。
写真の順と文章はマッチしていません。



お疲れさんでした。
帰宅して携帯の歩数計を見たら17,000歩を超していました。