たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

松野官房長官の「……発射をいたしました」に違和感

2022-01-31 11:08:31 | Nationalism
令和4年1月31日 昨日、またも北朝鮮が「弾道弾」を発射した。
それに対し、松野博一官房長官「北朝鮮は本日7時52分ごろ、
北朝鮮内陸部から、弾道ミサイル1発を東方向に発射をいたしました」と発表した。

「いたしました」という言い方はなんだ!!
TBSサンデーモーニングを視聴していた際、
この松野官房長官の緊急会見録画を見て、
「いたしました」に我が耳を疑った。

日本国を代表する官房長官・スポースクマンが、
「ミサイル弾」打ちまくる脅威国の兵器実験に対し、
なんで、敬語、謙譲語で発表するのか。



外交上、「脅威国」の軍事行為に対して、
「いたしました」なんて言う国がどこにある。
実力行為にたいし「抗議」で済むものは何もない。

中国、韓国、ロシア、北朝鮮の広報官が発する、
居丈高で高圧、強圧的な言い方に対し、
日本が発信する「外交的談話」のなんと情けなこと。

中国、ロシア、北朝鮮など独裁、権威主義国の行為に対し、
バイデンの米国を代表する自由・民主大国の発信力が、
相対的に低下している。
日本のことは、日本で決める時期に来ている。

「岸田総理は聞く力」が売り物だが、
外交で「聞く力」で領土・国民を守られるのか。
「北京冬季五輪」が終わればアジアのウクライナが始まる。
(2枚の写真はWebの発表記事から)