たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

観梅の季節、ロシアの守護神「ウラジーミルの聖母」が涙を流している

2022-03-13 20:06:07 | Journalism
令和4年3月13日 梅花の弥生も中旬になった。
「三寒四温」朝昼夜の体感の寒暖差もあってか、
「くしゃみ」も連発する。杉花粉も飛んできた。



道野辺のいつもの徘徊路に神社があります。
参詣路脇の紅梅・白梅がほころんでいます。
境内に入ると微かな「梅ヶ香」が漂います。







春の盛り表す花が桜だとすれば、
春の来たことを知らせる花は梅でしょうか。
細い枝先にポツポツと蕾が並び始める。
徘徊途中に、通り過ぎる度に赤みが増していく。



艶やかな赤い玉すだれ状に咲く紅梅。
少し寂しくも清冽な気品が漂う白梅。
浅き春野を彩る艶なる「一枝の春」。





「知らざりし浦山風も梅が香は都に似たる春のあけぼの」阿仏尼

ご存知『十六夜日記』の作者・阿仏尼の歌ですね。
相続争いで京の都から鎌倉に出てきた阿仏尼さん、
鎌倉の気風に合わず都を忍んで作った歌だという。





今宵の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ながら書いています。
鎌倉のお寺さんと、梅林を見に行きたくなりました。
北鎌倉駅から近い東慶寺の枝垂れ梅などいいですね。
梅花の次は「桜の開花予想」がニュースになる時候。



「東日本大震災」から11年目の春です。
今の爺には特別何をする訳もできない。
戦火のウクライナも悲憤慷慨するだけ。



ロシア人の信仰と言えば「ロシア正教」ですね。
最も崇敬され名高く奇跡を呼ぶとされるイコン、
「ウラジーミルの聖母(生神女)」だそうです。
征服民族から「モスクワ」を守ったマリア像だ。


トルマチの聖ニコライ聖堂にあるイコン「ウラジーミルの聖母」
(この辺のことはWebから借りた知識です)

いま、そのロシアが、ウクライナへ軍事介入して侵略している。
「隣国の敵意」をでっちあげて「版図拡大」征服しようとしている。
無辜の市民、幼児、子どもらが血を流し、亡くなっている。



世界から「戦火を止めて」の求めに対し、
ロシア・ウラジミール・プーチン大統領は全く無視し、
さらに戦火を拡大しようとしている。



いま、その残虐の様を見て、モスクワ陥落の救世主になった祷り、
「ウラジーミルの聖母(生神女)」イコンが涙を流している。と思う。
プーチンよ、「ウクライナ征服」の代償は、
「ロシアの滅亡」に繋がることを知るべしです。


2 コメント

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頑張ります。 (管理人の爺)
2022-03-15 09:35:09
毎度、励ましのコメントありがとう。
昨日、膀胱のMRI検査をしました。
頻尿、尿意を感じてトイレばかりしていると、
膀胱が小さくなっていくから、できるだけ我慢をしなさい、と主治医さんから言われました。
MRIは前立腺がん検査が目的ですが、そっちの方は多分、大丈夫だと思っています。
歯とか、目とか、鼻とか、泌尿器とか、
老化現象が進化中です。
いまのところ頭が一番、丈夫のようです。
「勉強が好きです」で「好きこそ、ものの上手なり」です。
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Unknown (綿貫)
2022-03-15 09:11:25
色々と勉強・研究してますね、感心してます。頑張ってください。
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