たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

道野辺の徘徊路で出会う「秋野はジュエリーボックス」

2018-11-23 13:13:27 | 散策の詩

日差しは眩しいけれど空気は冷たいです。
師走まであと一週間になりました。
徘徊の足元に日暮れの早さが迫ります。





道野辺の土手や垣根には、
赤や青、黄色に輝く木の実や草の実たち。
秋野を彩る宝石が散らばっていました。





木の実や草の実たち、それは、
自分たちの子孫を残す永劫の営み、
「捨て実の戦略」なんですね。





夏には目立たず小さな花を、ひっそりと付け、
「実(み)力」を徐々につけて秋になると、
艶やかに変身して実を膨らませて輝く。





鳥たちの眼を惹く「捨て実作戦」です。
果実を鳥たちに与え、種を拡散しもらう。





鳥の運んだ実がどこか地上に落ちて芽をふく。
何千年も続いてきた自然の営みですね。





真っ赤な宝石のような実。
小菊や照り輝く蔦の葉など。





ゴールド、ブルー、ブラックからー。
徘徊路は「ジュエリーボックス」のよう。





写真はすべてガラケー携帯で撮ったものです。
名前は間違えるといけませんのでつけませんでした。



まもなく「木枯らし1号」のニュースも聞かれそうです。



徘徊路 おのが影ふむ 秋の暮