たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

晩秋の裏磐梯 桧原湖畔と五色沼自然探勝路を歩く<下>

2018-11-19 12:06:06 | 国内旅行

晩秋の裏磐梯に行ったことについて最終回は、
落ち紅葉に彩られた桧原湖畔探勝路に続いて、
五色沼自然探勝路を歩いたこと書いてみます。

●五色沼を巡る自然探勝路を行く

桧原湖畔探勝路の終わりに近づき、
広い国道に出ました。右手に船着き場がありました。



国道は車の往来も結構激しく、探勝路の出口としては味気ないです。
歩けども歩けども何もない。この道を往くしかないはずですが、
不安になり、戻ってみたり、大きなカーブを右往左往して、
ようやく五色沼入り口の裏磐梯物産館に着きました。



いろいろ見たり、買ったり、食べたかったが、
そんなことより、とにかく休みたかった。
時計は12時15分、拾ってくれるバスの時間は1時50分。
残り1時間30分ほどだ。





途中の休憩やカメラタイムは省略しようということで、
10分休んで、五色沼最初の「柳沼」の前に出ました。





続いて13分ほどで「青沼」です。
すぐに「るり沼」が出現しました。



さらに数分ほどで「弁天沼」でした。
薄曇りで水面のきらめきはなくとも、きれいな湖面でした。







路は幾分下り気味ですが、岩がごつごつ露出していて、
歩きにくいです。それに疲れた足には下りは、
登よりつらいです。膝が笑うってやつですな。



さらに歩くこと20分ほどで「深泥沼」「赤沼」を経て、
五色沼最大の「毘沙門沼」の展望できる高台に出ました。



「毘沙門沼」は5沼の中で唯一ボートもあるようでした。
バスの時間まであと30分、どうやら間に合いそうです。
歩行を弛めて「ビジターセンター」を目指しました。



ガイドマップの注釈によりますと「五色沼」は、
3・6キロ、徒歩約1時間とあります。
水面が色映りする秘密は、
湧出する鉱泉の浮遊物質と太陽光線の関係で、
湖によって色合いが異なるのだとあります。



今回私たちは湖面の色合いを十分眺めたりする余裕もなく、
急ぎ通り抜けたという感じでした。
写真もあまり撮れなくて、お日様もなく残念でした。



磐梯山の姿もすっきり見ることが出来ませんでした。
「もう一度来いよ」という、
裏磐梯のささやきを聞きながら1時30分、
ビジターセンターに到着でした。



休暇村を出たのが9時30分、4時間歩き続けました。
「ビジターセンター」脇から迎いのバスに乗り、
「猪苗代」の駅に向かいました。
長々と、お疲れさんでした。



2 コメント

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裏磐梯の自然を味わい尽くす (雨曇子)
2018-11-19 22:51:33
朝早くから充実の一日でしたね。
私では到底無理な行程ですから、羨ましく拝見しました。こういう旅をなぞるだけでも、元気づけられます。
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裏磐梯のホンの一部でした。 (谷氏)
2018-11-20 08:37:57
雨曇子さま。
早々のコメントありがとうございます。
裏磐梯の紅葉の最盛期に行ってみたいと計画しましたが、
お宿が高めで予算オーバーで、盛りを外しました。
静かで老境の我々には格好のたそがれの旅になりました。
裏磐梯は冬こそお勧めだとガイドさんが言っていました。
露天風呂の周りが雪の壁になって、「雪壺の湯」になるもだそうです。
沼も池もすべて雪の下になって、
広大な「雪平原」になって、スノーシューで散策するのだということです。
高齢屋には雪見風呂の方がいいですな。
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