とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

携帯電話 どこの山でも通話OKの時代がやってきそう

2010-03-07 21:07:33 | ニュース
昨日、ブログの閲覧数が100,000PVを超えたようだ。ブログを開設して1年3ヶ月ほど経つが感慨深い。いつも立ち寄ってくれる人が大勢いるようで記事を更新するのも励みになる。皆さんありがとう。


携帯電話各社が標高の高い山でも通話などができるよう、基地局の整備を進めているようである。特に富士山では、四つある登山道全域で通年通話が出来るようになっている。携帯各社の中でもドコモは積極的で、北アルプスでの槍ケ岳(3180m)と人気縦走ルートにある常念岳(2857m)に、積雪期を除いて基地局を設置している。今夏には南アルプスの北岳(3193m)への新設も検討中とのことだ。

昔、携帯電話は山ではほとんど使えず、持って行っても役に立たず電源を切っていた時もあった。山では携帯に頼ってはいけないというイメージがあり、ベテランは無線機を持って行ったりしている。しかし、どこの山でも携帯が使えるようになると一般の登山者たちの安心度はグッとアップするに違いない。

携帯各社が山での通話を積極的に推し進めているのには利用者の要望があるからだ。最近では稜線で通話できる山が増え、登山の携行品として携帯電話は定番化しているという。最近の山岳遭難1631件のうち44.9%は携帯電話を使っての通報であり、携帯電話からの110番や家族への連絡が救出の糸口になっているそうだ。

こうなると遭難時に安易に110番や119番に電話する輩も増えてしまいそうな気がするが、いざというときは頼りになる。これからは、山で使える携帯を選別して購入する時代になってきそうだ。ただ、地上から仕事がらみの電話がかかってくることも増えてしまう。山で静かにいたいのに、仕事の電話等受けたくないものだ。登山時には必要に応じて電源を切っておくこともやはり必要だろう。