とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010京都:大文字山登山

2010-11-28 22:04:13 | 山登り
今週は京都の山に登山である。今週末は、紅葉の最大の見頃になりそうなこともあり大混雑が予想されたので、前日夜立ちで出発した。大津SAで仮眠をとって午前7時過ぎには、山科駅前公共駐車場に到着した。幸いなことに、駐車場はまだガラガラだった。


駅東側の歩行車道を通り、京阪線の南側に出て、踏切を渡る。


しばらく住宅街を真っ直ぐに北上する。まだ朝早いので静かな人通りだ。


住宅街の真ん中に「瑞光院」という小さな寺院を見つける。案内板を見ると、赤穂浪士の遺髪が埋葬されており忠臣蔵にゆかりのある寺院だった。


橋を渡ると、毘沙門堂門跡に着く。


毘沙門堂への階段を上がる。毘沙門堂は京都七福神の一つで、枝垂れ桜の名所として知られているそうだ。


しかしこの時期は、紅葉も素晴らしい。いくつも絵になる撮影スポットがあった。いつの間にか辺りにはたくさんのカメラマンが集まっていた。



毘沙門堂を過ぎ、沢沿いの道を進む。沢沿いにも紅葉の美しい場所が見られた。


次第に高度が増してくると、紅葉した樹木は少なくなり、常緑樹が立ち並ぶ林の中に入っていく。小さな沢が流れ、木漏れ日が差し込む林も気持ちがいい。




急坂を登りきると尾根道に出る。平坦路が続き、東山トレイルの分岐を大文字山方向に進む。山科駅からほぼ2時間ほどで大文字山山頂(466m)に到着する。ここからの京都市内の展望は素晴らしい。京都タワーもよく見える。



雑木林の尾根道を下っていくと15分ほどで大文字焼きの火床に着く。大の字の頂点に当る部分で、ここからの京都市内の展望も素晴らしい。ここで、トン汁などを作り景色を見ながら休憩をする。



少し下ると、弘法大師を祭る祠がある。


そしてこの辺りが、大の字の一に当る部分の火床となる。



火床の真ん中を下る。


振り返ると、大という字がなんとなく見えた。8月15日の夜は、この火床で真っ赤に炎が燃え上がるのだろう。


黄葉した樹もきれいだ。


落ち葉が降り積もった山道をどんどん下る。



1時間ほど歩くと銀閣寺手前の法然院に着いた。ここからは、登山というよりはお寺めぐりである。静かな山と打って変わり、観光客でごったがえする下界へと戻った。
続きは明日へ。