(注)本レポート1~13回は「マイライブラリー(前田高行論考集)」で一括してご覧いただけます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0337OilMajors2014.pdf
I. 各社の業績概要 (続き)
(表:http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/1-D-4-20.pdf参照)
5.Chevronの2014年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
http://www.total.com/en/media/news/press-releases/fourth-quarter-and-full-year-2014-results
(1)売上高
Chevronの2014年10-12月の売上高は461億ドルであり、また通年売上高は2,120億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ-17.9%, -7.4%の減収である。
(2)利益
10-12月期及び通年の利益はそれぞれ35億ドル及び192億ドルであり、前年同期と比較すると10-12月期は-29.6%、通年では-10.2%といずれも減益となっている。通年利益のうち上流部門の利益は169億ドルであり全利益の88%を占めている。
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は9.1%であり、前年の9.4%より下回っている。
(4)石油・ガス生産量
昨年のChevronの石油生産量は日量平均1,709千B/Dであり、前年(2013年)比1.3%減であった。天然ガスは日量平均5,167mmcfdであり前年比0.5%減である。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で2,571千B/Dとなり、2013年比では1%減である。
(5)設備・探鉱投資
2014年の年間の設備・探鉱投資額は403億ドルであり、これは2013年比で3.7%減である。
(続く)
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