(原題) Palestinian population in Gaza Strip decreased by 6% in 2024 during Israeli war
2025/1/5 Arab News
ガザ地区のパレスチナ人の人口は2024年に6%減少した。イスラエル国内及び全世界のパレスチナ人の総数は約1500万人に達している。
パレスチナ中央統計局が発表した2024年人口統計によると、ガザ地区の人口は2024年に6%減少、約16万人減少し総人口は210万人になるという。この報告書では、2024年12月時点でガザ地区戦争中に45,484人が死亡したことを確認している。犠牲者には、子供17,581人、女性12,048人に加え瓦礫の下で死亡したとみられる行方不明者11,000人が含まれている。さらに、2023年10月にイスラエル軍の侵攻が始まって以来、10万8090人が負傷し、約10万人のパレスチナ人がガザ地域から逃げ出した。パレスチナのマフムード・アッバス大統領は、これらの数字は「恐ろしい」ものであり、イスラエル占領軍の「残虐行為と我々の国民に対する血なまぐさい虐殺」の程度を示していると述べた。
全世界のパレスチナ人の総数は2024年に1,490万人に達し、統計局によると、そのうち730万人がヨルダン川と地中海の間に住んでいる。このうちヨルダン川西岸、東エルサレム、ガザには550万人居住しているが、その65%は30歳以下、65歳以上はわずか4%である。
内訳は占領下のヨルダン川西岸と東エルサレム約340万人、ガザ地区210万人である。なおイスラエルのパレスチナ国民は180万人である。また約640万人のパレスチナ人が、ヨルダン、シリア、レバノン、アラブ首長国連邦、エジプト、サウジアラビアなど、さまざまなアラブ諸国に居住しており、残りの120万人のパレスチナ人は、ヨーロッパや北米を含む西側諸国に居住している。
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