三菱商事は22日、ITS事業を行う子会社ITS事業企画(株)(IBA)の活動に関するプレスリリースを行った。
このプレスリリースを見る限りに置いては、いったい何のサービスをしようとしているのかさっぱり判らない。駐車場のゲート通過はわかるが、KFCのドライブスルーを使うと携帯にお得な情報メールが送られる(トホホなことにキャッシュレス決済には対応してない)ことが何故ITSなのだろうか。というか、お得な情報メールがこの会社の商売なのか?
プレスリリースにある「正に未来のクルマ社会のあり方の最先端を示す」とはとても思えない内容だ。
更にいえば、このプレスリリースの文章、ちょっとヤバイ。表現が微妙に香ばしい。
「御自宅の駐車場に止めるが如く」「運転が苦手とおっしゃる女性の方々や」
表現はともかく、ただ駐車券の受け取りがなくなるだけでそれはオーバーじゃないの?
この子会社IBAのウェブサイトもある。
資本金4億でITに関連した会社のウェブサイトにしては庶民的なイメージのこのサイトを見る限りにおいては、この会社が一年後にも存在することをお祈りするばかりである。
DSRCを事業化するということで始めたものの、今のところ三菱関連企業である丸ビルやKFCがなんとか話についてきてくれているだけ、という感じ。
しかも、そのサービス内容とは、
「丸ビル駐車場でノンストップ支払い。但し丸の内カードを作ってください」
「KFCからお得な情報をメールで配信。月会費250円。」
「これらのサービスを受けるために、専用のETC機器を買って下さい」
だれがフライドチキンの情報をお金出して買うかね。そもそも顧客囲い込みのために来店情報をKFCがキャッチしたくてDSRCを使うんでしょ?何故それに顧客が会費を払う必要があるのかね。
これがビジネスモデルとして成立すると本気で思っているなら絶望的だし、こんな低レベルのサービスしか提供できない段階でプレスリリースする三菱商事の気がしれない。
月に一回利用するかしないかという施設で、財布を出す手間がなくなるというだけのメリットに、消費者が投資をするわけがない。考えるまでもない話だ。
まあ、悪いことはいわないから、DSRCの商業利用を検討している人はさっさと撤退した方がいいと忠告しておきたい。
顧客にとってのベネフィットはほとんどないし、企業側の来店促進やCRMメリットもかなり限定されている。
このプレスリリースを見る限りに置いては、いったい何のサービスをしようとしているのかさっぱり判らない。駐車場のゲート通過はわかるが、KFCのドライブスルーを使うと携帯にお得な情報メールが送られる(トホホなことにキャッシュレス決済には対応してない)ことが何故ITSなのだろうか。というか、お得な情報メールがこの会社の商売なのか?
プレスリリースにある「正に未来のクルマ社会のあり方の最先端を示す」とはとても思えない内容だ。
更にいえば、このプレスリリースの文章、ちょっとヤバイ。表現が微妙に香ばしい。
「御自宅の駐車場に止めるが如く」「運転が苦手とおっしゃる女性の方々や」
表現はともかく、ただ駐車券の受け取りがなくなるだけでそれはオーバーじゃないの?
この子会社IBAのウェブサイトもある。
資本金4億でITに関連した会社のウェブサイトにしては庶民的なイメージのこのサイトを見る限りにおいては、この会社が一年後にも存在することをお祈りするばかりである。
DSRCを事業化するということで始めたものの、今のところ三菱関連企業である丸ビルやKFCがなんとか話についてきてくれているだけ、という感じ。
しかも、そのサービス内容とは、
「丸ビル駐車場でノンストップ支払い。但し丸の内カードを作ってください」
「KFCからお得な情報をメールで配信。月会費250円。」
「これらのサービスを受けるために、専用のETC機器を買って下さい」
だれがフライドチキンの情報をお金出して買うかね。そもそも顧客囲い込みのために来店情報をKFCがキャッチしたくてDSRCを使うんでしょ?何故それに顧客が会費を払う必要があるのかね。
これがビジネスモデルとして成立すると本気で思っているなら絶望的だし、こんな低レベルのサービスしか提供できない段階でプレスリリースする三菱商事の気がしれない。
月に一回利用するかしないかという施設で、財布を出す手間がなくなるというだけのメリットに、消費者が投資をするわけがない。考えるまでもない話だ。
まあ、悪いことはいわないから、DSRCの商業利用を検討している人はさっさと撤退した方がいいと忠告しておきたい。
顧客にとってのベネフィットはほとんどないし、企業側の来店促進やCRMメリットもかなり限定されている。