神尾 寿氏の「自動車ITS革命」を購入した。(税込み2100円はちと高い)
いずれクルマが情報通信化されるのは規定路線である、とする氏の考え方とこのブログのスタンスは基本的に相容れないものがあるが、各論ベースでは「なるほど」と思わせることが随所に見られる。
おいおい紹介していきたい。
とりあえずざっと目を通して一番強く感じたことは、何が今後の「クルマの情報通信化」を牽引するドライバーとなるのかが明快でないということである。
第一世代は失敗し、第二世代も無料のホンダ以外はうまくいっていない自動車メーカーのテレマティクスに関し、その失敗要因のついて様々な分析をされているが、わたしには単にテレマティクスで提供されるコンテンツが「消費者にとって金を払ってまで手に入れる価値がない」ものなのだ、としか思えない。
これは、通信速度・料金やコンテンツの洗練度の問題ではなく、本質的な問題なのだと思う。
車の中での必要な情報はすでにラジオ・テレビとナビゲーションでほぼ充足されているのだ。
いずれクルマが情報通信化されるのは規定路線である、とする氏の考え方とこのブログのスタンスは基本的に相容れないものがあるが、各論ベースでは「なるほど」と思わせることが随所に見られる。
おいおい紹介していきたい。
とりあえずざっと目を通して一番強く感じたことは、何が今後の「クルマの情報通信化」を牽引するドライバーとなるのかが明快でないということである。
第一世代は失敗し、第二世代も無料のホンダ以外はうまくいっていない自動車メーカーのテレマティクスに関し、その失敗要因のついて様々な分析をされているが、わたしには単にテレマティクスで提供されるコンテンツが「消費者にとって金を払ってまで手に入れる価値がない」ものなのだ、としか思えない。
これは、通信速度・料金やコンテンツの洗練度の問題ではなく、本質的な問題なのだと思う。
車の中での必要な情報はすでにラジオ・テレビとナビゲーションでほぼ充足されているのだ。