もう10年以上前になるだろうか、ある電機メーカーからカーオーディオのメディアについて話を聞いた。
DATとかDCCとか、色々なメディアがある中でCDが車載機器でもスタンダードになった、次はMDになるだろう(これはあたらなかった)その次世代はメモリーだ、というような内容だった。
まだMP3もなく、アルバムデータで600MB。メモリーがカーオーディオのメディアになるには「ギガバイト」級のメモリーが必要になるが、半導体ムーアの法則で必ず実現するだろう、というようなことを言われてもまったくピンとこなかったものだ。
「ギガバイト」という言葉自体、その当時は殆ど聞くことがなかった。
そして今、iPodをはじめとするメモリーオーディオとカーステレオの連携はごく一般的になってきているし、「バーチャルCDチェンジャー」と称して実際に512MBのメモリーを内蔵したカーオーディオも既にある。
最近のエントリーで私は「ナビゲーションとの連携もありカーオーディオはHDDに行き着くのでは」と書いているが、実はメモリー価格の動向によってはHDDは橋渡し的なソリューションに終わる可能性もあるのだ。
ムーアの法則で行けば、あと数年で余裕をもって地図データを収めるメモリーがリーズナブルな価格で手に入ることになる。
その最大のメリットは「メカレス」ということだ。
8トラックのカセットカーステレオ以来、カーステレオには必ずデッキ、プレーヤーなどの読み取り機構がついていた。それがなくなるかもしれない。
これは、自動車のインテリアにとても大きな変革をもたらす可能性がある。
DATとかDCCとか、色々なメディアがある中でCDが車載機器でもスタンダードになった、次はMDになるだろう(これはあたらなかった)その次世代はメモリーだ、というような内容だった。
まだMP3もなく、アルバムデータで600MB。メモリーがカーオーディオのメディアになるには「ギガバイト」級のメモリーが必要になるが、半導体ムーアの法則で必ず実現するだろう、というようなことを言われてもまったくピンとこなかったものだ。
「ギガバイト」という言葉自体、その当時は殆ど聞くことがなかった。
そして今、iPodをはじめとするメモリーオーディオとカーステレオの連携はごく一般的になってきているし、「バーチャルCDチェンジャー」と称して実際に512MBのメモリーを内蔵したカーオーディオも既にある。
最近のエントリーで私は「ナビゲーションとの連携もありカーオーディオはHDDに行き着くのでは」と書いているが、実はメモリー価格の動向によってはHDDは橋渡し的なソリューションに終わる可能性もあるのだ。
ムーアの法則で行けば、あと数年で余裕をもって地図データを収めるメモリーがリーズナブルな価格で手に入ることになる。
その最大のメリットは「メカレス」ということだ。
8トラックのカセットカーステレオ以来、カーステレオには必ずデッキ、プレーヤーなどの読み取り機構がついていた。それがなくなるかもしれない。
これは、自動車のインテリアにとても大きな変革をもたらす可能性がある。