ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

フジTV、ガリレオで復活とかいってるけど。

2013年05月06日 | 雑記
日本で買ってきた村上春樹の「多崎つくる」はすぐに読み終わった。池田信夫がツイッターで言っている通り、私も村上は小説としては羊三部作が最高でその後はゆっくりと下降し続けてると思う。この小説、村上でなければほとんど話題にもならないだろう。
主人公が鉄道駅が好きということで発売日には鉄オタクの皆さんが随分興奮したらしいが、毎朝プールで1500m泳いだり会って3回めで女の人と寝てしまったりとちょっと一般的なオタクとは違う生活をしていることがわかったからか、その後はすっかりそんな話も聞かなくなった。

さて、ガリレオ。

フジはガリレオの視聴率が好調に滑りだしたことから随分気を良くしているようだが、先週、今週とみてこれはダメだろうと思った。
東野圭吾ミステリーズでも随分がっかりしたけど、どうも東野の原作はもう限界があるのではないか?

ストーブの発火とその後の話にまるで関係がない、そもそも誕生日に置き時計なんか贈るか、それが中国語では不吉だからといって断る奴がいるか、ホテルの駐車場スプリンクラーの部分で相手が中国系とはっきりわかった後、どうやってあの台湾人を見つけたのか? 「奥さんは実は」というクダリの安っぽさ。

前作はそれなりに面白かったし、福山雅治のキャラクターもあるからなんとか立ち上がりは数字をとっているんだろうけど、この先どうなるかね。
吉高由里子もキャラと役がずれているような気もするし。