上海の商業施設はどこもかしこも厳しい状況が続いている。特に物販店が厳しい。主たる原因は消費の後退ではなく、売り場面積の過剰と通信販売の急激な拡大にある。
中国では一般商店の品ぞろえが十分でなく、専門店街で何軒も回らないと目当ての商品にたどり着かないことが多い。また一般商店では必ず価格交渉が必要となり、中国人でもそれは面倒だと思っている。さらに通販の運送料が日本に比べると格段に安く、ほとんど気にならない。そういった事情から、一旦通販を利用してしまうとやめられない。
上海西部、日本人も多く居留する地下鉄2号線「娄山关路」にアピタが開店して一年以上経過する。
ここは立地のよさ、品ぞろえ、同じビルに入っている日本食系レストランの多さから在留邦人の人気を集めている。
中国人の人気も高くアピタが入っている金虹橋というショッピングセンターは最近できた上海の商業施設の中ではかなり健闘していると思う。
しかし、比較的うまくいっている金虹橋ではあるが、地下鉄駅から地下でつながりアピタ本体やレストラン街がある地下2階はいいのだが物販中心だった地下1階に行ってみて驚いた。これほど集客力があるSCなのにほとんどがシャッター街になっているのだ。
それほどまでに上海の実体物販店は厳しい。物販よりは好調なレストランにしてもかなりの頻度で入れ替わっていて、決して楽に儲かるわけではない。
小売・飲食で進出を計画されている方は十分な市場調査をされたほうが良い。気を付けなければいけないのは、在住歴の長い邦人の意見。彼らは昔の全く違う中国で生活をスタートし、そのやり方で生きてきて中国の変化についていけてないケースが往々にしてある。10年前の上海と今の上海は別の世界だと思ったほうが良い。スマホソフトを使いこなして生活しているような人からアドバイスをもらうべきだ。
このような状況下、西に1キロ程度しか離れていない威寧路でも5月に新しく大型SC(BINGO広場2期)が立ち上がる。全く理解に苦しむ。ここは大型駐車場を構えた郊外店で、ここより西には大した商業施設がないからそれなりの勝算があるのだろうが、すでに営業しているBINGOの1期もそれほど繁盛しているようには見えない。
アピタ(ユニー)は本体が苦戦して日本ではかなり店舗整理をしているという。
在留邦人はみな応援しているので上海はがんぱってほしい。
中国では一般商店の品ぞろえが十分でなく、専門店街で何軒も回らないと目当ての商品にたどり着かないことが多い。また一般商店では必ず価格交渉が必要となり、中国人でもそれは面倒だと思っている。さらに通販の運送料が日本に比べると格段に安く、ほとんど気にならない。そういった事情から、一旦通販を利用してしまうとやめられない。
上海西部、日本人も多く居留する地下鉄2号線「娄山关路」にアピタが開店して一年以上経過する。
ここは立地のよさ、品ぞろえ、同じビルに入っている日本食系レストランの多さから在留邦人の人気を集めている。
中国人の人気も高くアピタが入っている金虹橋というショッピングセンターは最近できた上海の商業施設の中ではかなり健闘していると思う。
しかし、比較的うまくいっている金虹橋ではあるが、地下鉄駅から地下でつながりアピタ本体やレストラン街がある地下2階はいいのだが物販中心だった地下1階に行ってみて驚いた。これほど集客力があるSCなのにほとんどがシャッター街になっているのだ。
それほどまでに上海の実体物販店は厳しい。物販よりは好調なレストランにしてもかなりの頻度で入れ替わっていて、決して楽に儲かるわけではない。
小売・飲食で進出を計画されている方は十分な市場調査をされたほうが良い。気を付けなければいけないのは、在住歴の長い邦人の意見。彼らは昔の全く違う中国で生活をスタートし、そのやり方で生きてきて中国の変化についていけてないケースが往々にしてある。10年前の上海と今の上海は別の世界だと思ったほうが良い。スマホソフトを使いこなして生活しているような人からアドバイスをもらうべきだ。
このような状況下、西に1キロ程度しか離れていない威寧路でも5月に新しく大型SC(BINGO広場2期)が立ち上がる。全く理解に苦しむ。ここは大型駐車場を構えた郊外店で、ここより西には大した商業施設がないからそれなりの勝算があるのだろうが、すでに営業しているBINGOの1期もそれほど繁盛しているようには見えない。
アピタ(ユニー)は本体が苦戦して日本ではかなり店舗整理をしているという。
在留邦人はみな応援しているので上海はがんぱってほしい。