色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

タービン交換(2回目って…)

2013-05-01 22:46:00 | クルマエンジン、ミッション
ちょっと、オイルを吹いてきた自作2個1タービンを、
交換してみる。

2回目なので、前回よりサクサク行くかと思いきや、
丸三日を費やす大作業だ。

前回の交換時にプライマリーのコンプレッサ出口の
スタッドボルトを抜いて、合流インテークのプライマリ側半分を
引き抜けるようにしてあるので、
フロントパイプの脱着等は非常に簡単。

順調にフロントパイプを外せたと思いきや、
触媒間のガスケットがボロボロに朽ち果てていた。
ちなみに、knightのメタリット用分厚いガスケットですが、
ボルトも猛烈に腐食しているので、
これは、異種金属による電蝕かと思われる。(想像)


セカンダリのコンプレッサの吸気側のインテークパイプ(潜望鏡)を緩めてから、
上に戻って、出口側の合流インテークの残り半分のパイプを外す。
いつもながらに工具の入らない苦労するところ。
この辺には、チャージコントロールやチャージリリーフバルブが
くっ付いていて、制御用の4φホースが硬化していて折れた(悲)

オイルの配管は、プライマリーのリターンが難関で、
ターボコントロールバルブを外してなんとか工具が入る。

外すときはいいんですが、取り付けるときはガスケットはさまないと
いけないのでこれがまた難関。

そうそう、冷却水は最初に抜きましたは、
オイルは抜かずにそのままでやってます。

細かいことは書いてませんが、事前に外すもの
エアクリーナー関係、エアポンプ、ブレーキマスターの遮熱板、
ステアリングシャフト…

タービンは冷却水のIN-OUT、オイルのIN-OUTを切り離せば、
あとは固定しているボルト、ナットを抜けば外せます。


新タービン(中古ですが)はオイル漏れの予防として、
オイルのリターンパイプやコンプレッサのIN-OUTのガスケットに
シールブラックを追加で塗布してみる。
外したついでに、冷却ラインのホースの差込口を磨いたり、
タービン周辺や錆びそうなボルトにはスレッドコンパウンド
塗ったりと、ちまちま車と会話しながらやってますので、
作業が全くはかどらない。

タービンは非常に重いので、ロープで吊ってから
所定の位置に移動するも、これがなかなか収まらず
四苦八苦の汗だく。
そうそう、外すときに一本スタッドボルトが
かじりそうになりました。
ダブルナット掛けてスタッドを抜こうと試みたが、
すでに根元も固着しているようなので
そのまま締めこんで見なかったことにする。


ボルトを舐めたり、折ったりしたら取り返しがつかなくなり
GWが地獄となりそうなので…

フロントパイプのガスケットは、
左が車載のもの、右が新タービンにくっついてきたもの、
比較するとなんと新タービンの物のほうが分厚い。
2ヶ所に小さいでっぱりがあるのが相違点。


なんだかんだと問題点を克服して、
ようやく夕方にクーラント入れて、エンジン始動!!

下周り、なんかもれていないか確認してながらエアー抜き。

エアー抜きはサーもが開いて、エアーの噴出がおきたら
いったん止めて、温度が下がったら補水して水位調整。

道具を撤収して、馬から下ろし。
試運転して気がついた

ステアリングのセンターが大幅にずれてますがナニカ?

ステアシャフトのスプラインを合わせ損ねてました。
度重なる脱着で合いマークがいっぱいついてますので(笑)
もう一度上げる元気もないので、ブーストのチェックだ。


とりあえずはOKでしょう

パルセーションダンパー交換

2012-09-09 18:00:00 | クルマエンジン、ミッション
最初に言っときますが、
面倒くさいのでプロに任せたほうがいいですねぇ。

燃料系を触るので、
燃料ポンプのヒューズを抜いてから
クランキングして燃圧を下げます。


作業としては、上のほうをバラして
ソレノイドユニット、エアコントロールバルブまでを外す。
外すと、こういうことになってます。


赤字のダンパーの取付ネジにアクセスしたいわけですが、
水平方向に色々なホースがあって
ドライバーを差し込めるスペースが無い。

今回用意したドライバー各種

スロットルのチョーク用のLLCのホースを抜いたり
色々とスペースをつくる努力をしましたが、
結局この状態では、どのドライバーも差し込めませんでした。

いつ火が出るかわからないこの状況で
また乗るのも嫌なので、思い切って…
インジェクターのデリバリーを外す(大丈夫か?)

意を決して、(めんどくさいともいう)デリバリーを外す。
セカンダリー側への配管は切り離さないので、
ダンパーがついているプライマリー側が浮かせるぐらいですが、
ようやく、これでダンパーが外せます。
インジェクターを傷つけないように
”そ~っと”持ち上げて…ゴソゴソしていたら
突然、外していたチョーク用のLLCの配管から
大量のクーラントが噴出した。(劇汗)

サーモワックスが戻って外していたホースから
水路に空気が入ったのかなぁ??
まさに、手術中に大量出血した外科医の心境…

なんとか、ホースを仮設してクーラントを食い止めたが、
外したデリバリー周辺が水浸しで、
エンジン内にも入った感じ…

まあ、なんだかんだありましたが、
なんとかきれいにして無事にダンパーも交換できました。

念のために用意していた、エンジンとインジェクター間の
インシュレーターも交換して組み付け。

あまりにもてんぱったので、途中の写真がありません。
エンジン内にクーラントが入ったかもしれないので、
念のため、始動前にプラグを抜いて
EGIのヒューズも抜いて、クランキングして排出する。
(↑この手順は合ってるかわかりませんし~)

今回は忘れずに、レモンバルブも交換した。
製造より16年、初めて交換した部品。
インマニのガスケットも新品をおごった!


プラグの焼け色も点検して、再始動!
問題なく掛かりました。

その後、テスト走行とエンジンの始動~停止を
繰り返してみましたが、今んとこガス臭いのは収まりました。

外したパルセーションダンパーはこんな感じで

ひっくり返して、コンコンするとガスが出ます。
まあ、これはてっぺんのキャップが無いので明らかに異常
ちなみに新品はこんな感じでキャップがあります。

まあ、過走行でガソリン臭い方はチェックしてみてください。

ラジエーターホース交換

2012-08-14 22:31:00 | クルマエンジン、ミッション
盆休み…まだ続きます。
まだやるのか…

ラジエーターホース交換をやっちゃいます。


以前にホース周りを色々やってましたが、
今ではすべて純正に戻してあります。

ただし、ホースバンドがネジ式の締め上げタイプで、
ここだけが気がかりです。

↓実際なんかもれてますし…


なので、今回はバンドも含めて再度ホースを交換します。

先ずは、ラジエーターのドレンネジを外してクーラントを抜きます。
今回はドレンネジも新調しますので比較?


なんと、外したドレンにはパッキンが見当たりません。
ラジエーター側に残っているのかと、
ドライバーでほじくってみましたが、残っていませんでした(謎)
まあ、新しいのがあるので追求せずにスルーです。

次は、ホースを外して変な物質がついているので
ワイヤブラシで清掃。
↓写真は清掃前


んで、Newホース装着


書くと数行ですが、ロアホースは上からやると手元が狭いので、
純正の強力バネ式バンドを保持できず(軟弱)悪戦苦闘。

最終的にはバッテリートレイまで外してようやく装着できました。
あとは、クーラントも新調して適当に注水したところで
エアー抜きに移行


エンジン掛けて、水温が上がっていき
サーモスタットが開くと大きな噴火が起きます。
適当に保水しながらしばらくして停止。
冷めたところで、注水口の水位をみて終了。
サブタンクも一応規定値で確認。
まあ、数日間は水位を見ながら走ります。



クラッチ交換(見学編)

2012-08-12 23:30:00 | クルマエンジン、ミッション
盆休み2日目です。

こないだ行ったところなのに、
またしても加古川に…

今回は、みん友のmako2号がクラッチ交換を
行うのを見学(邪魔)しに行く
朝一の高速の渋滞チェックで、なんと舞鶴道通行止めと…
出発時間を繰り上げて出ましたが、
該当地を通過する頃にはすでに通行可となっておりました。

道中で睡魔に襲われ休憩しながら無事到着。
しばし待つと、mako2号も到着。

その後キャプテン(中村氏)や、見学希望の方も到着して。
適当に車がクールダウンしたところで、作業開始!

キャプテンの指示の下、皆でテキパキと作業をこなす?



脅威の?オッサンチームワークにより1時間少々でミッションが分離
↓清掃中


FDはプル式クラッチが故か、
レリーズとMTのシャフトを分離するのが少々特殊です。
ネットで情報をひらうと点検口からドライバーをつっこんで、
”こちょこちょ”やると外れるんですが、
そこんとこを、キャプテンが何回も実演してくれました。
”ここが、見たかったんでしょ~”って、まさにその通り!

↓外したカバーの新旧比較。


↓フライホイール側より見る


積み込みも問題なく午前中におおむね終了。
途中ネジ山の補修等のリカバリーもありましたが、
これも想定内?

手伝ってみて思いましたが、この作業は自分ではまずやりませんな。
一人でやっても効率が悪すぎだ。
素人がごちゃごちゃやるのには
限界を感じる今日この頃…

明日に続く?