goo blog サービス終了のお知らせ 

色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

夏に向けて2

2010-05-23 23:55:00 | オートバイ
先日の、キャブレター下の”えぇ加減”な断熱処理を、やり直す。

タンクとエアクリを外せば手が入るかと思ったが、
冷却パイプへの工具のアクセスが思わしくないので、
思い切って、キャブまで外す。


クーラント排出。
正式なやり方か分かりませんが、ウォーターポンプ前の
ホースを外して抜いてます。
今回はクーラントは再利用します。


今回のターゲットの冷却水パイプの摘出。
エンジン側はボルト2本、サーモスタット側のホースを外す。
エンジン側のボルトは結構な固着具合です。
パイプ自体の勘合もキチキチなので、プラハンで
ショックを与えながら抜きます。


流石に古さを感じさせる?
エンジン側の差込口のOリングが切れてました。


こんなこともあろうかと新品Oリングを手配済み。
このOリングは、YAMAHAのHPのパーツカタログと
品番が変わっています。
まあ、ファミリーオートの社長がいつも調べてくれるわけですが…
(茶色が新品)


あとは、サーモバンテージを巻きつけて針金で固定。
途中で太さが変わる部分や、枝分かれしている部分が
巻きにくい。
あと、お決まりですがゴム手袋着用で。


あとは、新品Oリングにシリコングリス塗って
元通り取り付けて完成。


クーラントを注入の際は、ゆっくり入れて
注入口から溢れそうになったらホースを握ったり、
車体をゆすったりしてなるべくエアーを追い出しましょう。
サーモカバーにエアー抜きのボルトがあるはずですが、
実際にはなぜか無いので…?。
概ね注入したら、エンジン掛けてみて水量のチェック。

あと、朽ち果ててキャブにゴミを吸い込ませていた
ダイアフラムの大気圧側のフィルターも交換


完成後の写真
同調とる時のアタッチメントが付くかが、ちょっと心配ですが…

エンジン停止後もパイプは熱いのですが、
キャブはほんのりあったかい程度になりました。
効果に期待!

夏に向けて・・・

2010-05-09 23:49:00 | オートバイ
夏になると再始動時に時々ぐずって
掛からなくなる、FZRのエンジンですが、
今年こそは克服したい…ので、
ちまちま、頑張ってみる。
暑いときに問題が多いので、

1、電装系(コイルのパンク、不調等)
2、燃料系(電磁ポンプ、パーコレーション)

全部新品にとはいきませんので、
出来るところから…

先日よりの気になる点として、
キャブの下側に、シリンダヘッドから
排出された冷却水がラジエータに行く配管が
あるのですが、これが当然熱いわけです。


停車中にキャブレターを下からあぶっている感じです。


調達してきたサーモバンテージで断熱処理





こうすると、少々走ってもこのパイプを触れるぐらいの
熱さに落ち着きます。

午後から、チョロチョロ走って止めてを繰り返してみましたが、
今のところ快調。

GW4日目 プラグコード交換

2010-05-02 00:38:00 | オートバイ
今日は快晴の中
朝からプラグコードを交換してみました。
製造より約20年経った純正プラグコードは
かなり、お疲れでした。

その前に
マフラーにより、トルクの出方が変わるのか
純正マフラーも用意してどっぷりはまる一日
まずは、既存の状態で走ってみる。

次は、純正マフラー

やっぱり、純正の方が低速トルクがあるような…

次は、同調の確認
大体合ってます。(厳密には左右に若干のズレ)


では、本日の本題プラグコードです。
FZRのプラグコードは、
コイル部分が差し込み式でキャップはねじ込み式。
純正部品の場合は、
コイルとコードがAssyでしか注文できません(7,602円/個)
今回は、コードだけ交換するため
コードをコイルから抜き取る。
これが、古いだけに中々大変。


先ずはコイル側でコードを固定しているプレートを外す。
マイナスドライバーを2本以上使って、
ロックしているつめを4箇所浮かす。
コードをプレートごと抜き取ると”成功”

そうそうコードを抜く前に、
シリンダの番号をコイルに書いておきましょう。
1番4番は無傷で抜けましたが、
2番3番はロック部分が少々壊れました。

ロック部分拡大


ロックプレートがコードに食い込んで抜けないようになっているので、
これまた壊さないように、コードを抜き取る。


ここで、今回のプラグコード
キジマ製赤色Φ7mm、1m×2本(ちょうど4気筒分取れます)


芯線の比較


コイル側の差込部分


純正プラグコードからナンバリング部分を切り取って移植
コイル側のロックプレートからの突き出し量を
純正と同じ位置に調整して、コイル側に差し込んで固定。
プラグキャップ側は、防水用のキャップを外して
きっちり奥までねじ込んでから、防水用のキャップを戻す。


4気筒分作って完成。


プラグを外して焼け具合の確認(左から1→4番)
1番、3番がちょっとくすぶり気味かな?
(ちなみに純正8番)


そうこうしながら、改造品を装着
この状態で、プラグを装着して
ネジ部分をアースしてクランキングして順番に着火の確認。
(以外にスパークが頼りない?)


古いシリンダーヘッドに栄えるプラグコードwww


再度同調を微調整して作業は終了。


近所を走ってみて、気持ち低回転が良くなった感じですが
期待した激変はありませんでした。

マフラーの抜けが良くなって背圧が下がると、
オーバーラップしている時の
混合気の吹き抜けが多くなるんですかね?
現在はEXUPを少し開き気味にしていますが、
閉じて、低回転での背圧を確保する方向の方がいいんでしょうか?
レシプロは難しいなぁ


キャブレター清掃

2010-04-25 22:00:00 | オートバイ
今日は朝から快晴で、
久しぶりに動かしたいところですが、
ちょっと、気になるところもあったので、
朝から分解・・・

先ずは、キャブレター
ドレンからフロート室のガソリン抜いて取り外し。

1、パイロットスクリュー



外して清掃、
通路はエアーを通して、バタフライ側に通気するか確認。
取付け時は、一度締めこんでから規定値どおり3回転戻しにて
各気筒ともあわせる。

2、ダイアフラム



破らないように注意して外して、
内部のクリーニング
負圧の通路に小さいOリングが入っているので
無くさないように注意!


↑4番が特に汚い。
この原因は多分これ


ダイアフラムを境に負圧と大気圧のバランスを取る為に
大気圧を取り込む側にフィルターがあるのですが、
その中味が劣化して吸い込まれている模様。
3LN5のパーツカタログには品番の設定が無いので
3LN6の部品を流用予定。
とりあえず今日のところは外すwww

次はイグニッションコイル

外して



コイル両端のアース部分を磨く



プラグコードも終わりかけです(汗)
次回交換予定?

ちなみに外径7mmです。


ここで、アースを強化しようと思いつく。
3LN5の場合バッテリーのマイナス側は、クランクケースに
接続されていますがフレームには直接アースされていません。

ちょっと太すぎるケーブルしか調達できなかったので、
工具もスペシャルですwww(油圧の圧着工具)


コイルのベースプレートに接続



反対側はバッテリーに接続



ちょっと今後の為に?採寸







あとは、組み立てて再始動。
キャブのガソリンを抜いたので、始動するのに
少々手こずりましたが無事に始動しました。

結局、夕方になったのでまだ走ってないwww

ついでにFDにもアース追加