”雨雲さんは虹になった！”

テルテル坊主をいっぱい作ったにもかかわらず、雨はやみません。
海水浴を楽しみにしていた歩君は、いつまで経ってもご機嫌ななめ…。

子供を納得させるにはどうしたらいいのでしょう。あなたならどうしますか？
いつの場合も、花子を助けてくれたのは想像の翼です。
あの震災で恐ろしい目にあった子供たちには、即興で”なみださん”のお話しを作って聞かせました。子供たちは目をキラキラして聞いていましたね。蓮子さんが幽閉されていた時には「子供との楽しい時間を想像するのよ」と励ましていましたね。そして、ご機嫌を直さない歩君には、なんと雨雲のお話しを作ってしまいました。
いよいよ、花子の本領を発揮です。想像の翼を広げることにより、つらさや悲しみから立ち上がることができます。
≪雨は悪いばかりじゃないよ、日照りに苦しむ人々を救うために降っているんだよ≫
話を聞きながら、素早く絵を描いてしまう英治。これはいい！！
子供って、お話しが大好き。
我が家でも、毎晩寝るときはお話しタイムがありました。夏には、怖いくせにお化けの話をせがみます。布団にもぐりながら聞いていました。三匹の子ブタは何度話したか分かりません。
毎晩ですから終いには、もう花子と同じで、創作ばなしです。親も思いっきり想像の翼をひろげることになります。そのうちに寝息が聞こえすやすやと眠りに…満足したのでしょう。
歩君も、雨雲さんの話に納得したようです。そして、雨雲さんは死んでしまったのではなく、”虹になったんだよ”と想像しますね。
子供の頃は、こういった情操教育が必要です。親と子のふれあいは大事です。これがないと、佐世保の女子高生殺害事件のようなゆがんだ子供が育ち、恐ろしい事件が起きてしまいます。
これから花子がどのように想像の翼を広げるか楽しみになってきました。

”きんたろう。＆山本ペア快挙！”

これは社交ダンスの競技会におけるランクと、その資格者数を図に表したものです。
かって、日本テレビの「ウリナリ社交ダンス部」が6年もの間（1996年～2002年）このダンスに挑戦し、そのお蔭で、ダンスが一躍脚光を浴びました。あの時は、このかわら版でも取り上げ、本当にダンス愛好家にとって楽しみな番組でした。

そして、続いてＴＢＳが企画したのが、芸能人＆現役アナウンサーがペアになって競技会に挑戦する番組。

これに挑戦している山本アナが半端じゃありません。この図のように最初は2級からスタートですよ。一緒に初めた駒田アナは、パートナーのエドはるみの脱落ということで一抜け！にもかかわらず、凄い快進撃です。

このダンスの級取りは、人々を夢中にさせる魅力があるようですね。
山本アナも、これに嵌ってしまったようです。きんたろう。というパートナーにも恵まれたことがこれに拍車をかけていますね。

5月の福島の競技会でＣ級に挑戦して優勝。
6月に都民大会でＢ級に挑戦してなんと3位に入賞し、Ａ級に昇級してしまいました。

Ａ級は、全ダンス競技選手の１％にすぎません。どんなに努力しても一生なれない人の方が多いのです。
これって、テレビ番組のやらせ？
いいえ、二人が出場した競技会はＪＤＳＦ(社公）日本ダンススポーツ連盟の主催です。日本オリンピック委員会にも加盟していて、将来はオリンピックをめざしていますからね、やらせなどあるわけがありません。二人はれっきとした実力でＡ級になったのです。
次回は、Ａ級戦が見られるのですね。非常に楽しみになってきました。

因みに、この日、スタジオで生で踊ったカップルはＡ級の選手です。
菅原一樹＆ダリア・チェチェル組、15歳と14歳です。Ａ級はもう世界レベルです。
山本＆きんたろう。ペアがこの選手たちの中に入って何処まで行くでしょうかね。

”カフェタイム開店”

かよはこぴっと頑張ったと思う。
郁弥との悲しみから立ち直り、2年後にはカフェタイムの開店です。

貧農の小作人、安東家で恵まれていたのは花子一人でした。「かよ」も「もも」も、借金のために苦労苦労の連続です。

特にかよは、糸取り工場に送られ、血の滲むようなおもいをしていますよね。
群馬の富岡製糸場が世界遺産に登録されましたが、ノンフィクション小説「野麦峠」にも書かれているように、製糸工場には女工たちの悲しい歴史があります。激務に耐えられず死んでいった女性たちも数知れず…。逃げ出して来た時の「かよ」を覚えていますか？
ボロボロでしたよね。徳丸さんが悪徳地主でなかったから、かよも連れ戻されずにすみました。徳丸さんの顔、たまにはみたいじゃんね。
そして、運よく修和女学校に拾われ、洋服の仕立屋さん、カフェドミンゴの女給と次々と職を変えていきます。その間に震災もありましたね。
ふんとうにかよはがんばったじゃん。”花よりチップ”この徹底ぶりが今日を築いたんでしょう。
シャンペンサイダー
「kasuga brewery co.ltd 」春日ビール工場製ですね。この当時はサイダーとかシャンペンが流行っていたんですね。

コロッケに人参とインゲン添え、それに卵焼き。カウンターには、筑前煮のような煮物も置かれています。
かよお手製の精いっぱいのごちそうです。

カフェドミンゴが震災で焼失してしまったので、今後はここにみんな集まるのでしょうね。英治の父親も、ようやく居場所が見つかったようです。

”郁弥への思ひに捧ぐ”

　
醍醐さんは修和女学校時代のお友達に声をかけ、多くの浄財が集まりました。
そして、伝助様は、地元福岡の筑前銀行に口添えをしてくれました。

多くの人達の力を借りて靑凜社が誕生しました。

この時交わした金銭消費貸借契約證書によりますと、借入金は金四千圓也。「王子と乞食」の単行本は一冊　壱圓五拾銭。

大金ですが、靑凜社が出来たことは、花子にとって大きな進歩です。
自分の会社で、自分たちの好きな本を出版できるのですからね。

そして最初に出来上がったのが「王子と乞食」

「郁弥への思ひいに捧ぐ」

郁弥が生きていれば喜んだでしょうね。満面の笑みを浮かべて…。

ただ、どうして郁弥が死んでしまったのかよく分かりません。
郁弥を死なせたということは、かよにこの後、何かあるずらか？
庭に蒔いた勿忘草があんなに咲いて、勿忘草の花言葉は、≪私を忘れないで≫
いったい何を言おうとしているのでしょう。…又又大どんでん返し？

”伝助ＶＳ蓮子の涙～名場面”

　
後足で砂をかけるように家を出た蓮子。龍一の仲間がやったこととはいえ、新聞に公開絶縁状までだした蓮子。やっぱり伝助に対し、人間として後ろめたい気持ちもあったでしょう。伝助の気持ちに報いるには今自分が幸せということを見せること…。
史実はともかく、今ここで二人のもつれた糸は解れました。お互いにお互いを理解したのです。何年か後にこのように和解できたこと、二人はきっと天国で喜んでいるでしょうね。蓮子の涙…伝助の涙…十分に伝わりました。名場面ですね。

一方、もうお分かりですね。このような大人のやり取りとが行われているとは知らず、なんと馬鹿な憶測を繰り広げている龍一。
陰で二人を見かけた龍一は、静かに蓮子を見守るのかと思ったのはumeさん一人ではないでしょう。いつの間にか弁護士になっていた龍一、曲がりなりにも人を弁護する仕事についているのならもっと人の心を読めよ。

”女ってのはね魔物ですよ！　僕は蓮子の事が分からなくなりました！”

だとっ！自分の奥さんの気持ちもわからんのか、まったくこぴっとしてくりょう！
 こんな弁護士に仕事は依頼したくないよね。

”何で石炭王と屋台なんか行くんだよ！じゃあ、俺との逃避行は何だったんだよ！”

すねてますね、今度は。逃避行が間違いだった？なんて言い出しましたよ。幽閉され、世間から仕打ちをうけ、それでも龍一について来た蓮子ですよ。もっと信用してくりょう。
なんで盛り上げておいて、ドスンと落とすのかなぁ。誰もそんなこと望んでなんかいんけどなぁ。いっぺんに酔いがさめちゃったじゃんね。これじゃ蓮子と伝助の価値が下がるというもんじゃん。伝助と渡り合う位の技量が欲しいよ。お願いだからもう龍一は出さんでくりょう。

チーム村岡家は、着々と新しい印刷所の設立向かって進んでいますね。
かよだって、王子と乞食の本を作ることは郁弥の希望だったことに気づくでしょう。それが、郁弥への弔いになるのですから…。早く立ち直ってくりょう。

きょうのこぴっとから

 花子）　龍一さん。蓮様は、別れたご主人に、きちんとさよならを言ってきたんです。こぴっとけじめをつけて、今　日から育児も家事も頑張るそうです。
（蓮子）　龍一さん　私、今の暮らしにがっかりなんてしていなくてよ。お義母様には、叱られてばかりいるけれど。嫌われないように頑張るわ。

 

”雅涼群舞～ディズニー夏祭り”

　

行って来ましたディズニー夏祭り！

「雅涼群舞（がりょうぐんぶ）」。

これは見逃せません。
シンデレラ城前に織りなす夏祭りのショーは、豪華絢爛！！
真正面に椅子席が設けられていますが、この席を確保するのは至難の業。かなり前から席取が必要です。

しかし、ここに座ると水かけの洗礼が待っています。全身ずぶ濡れとなりますから、準備と覚悟が必要です。
夏のディズニーはこの水かけを目的に行く人も多いでしょうね。

　

”雅涼群舞 ”これは、踊りながらパレードします。最後はシンデレラ城に集結、全員での群舞、これが又楽しい！！

”チーム博多が面白い”

 
何処までいっても、見せてくれるのはチーム博多。
ふんとうに面白い！案の定蓮子の悩みは姑　浪子のいけずでしたね。
もう浪子にすれば、蓮子の動きは、スロモーションの如く遅く感じたのでしょう。
まぁそれもそのはず、家事などやったことがないですからね。
洗濯物は叩いて干すとしわがよらないこと。
大根を切るときは左手は、軽く丸め押さえると切りやすいこと。拭き掃除には水に酢をいれること。さすがかよさん、子供の頃から苦労してきたことが役にたっていますよ。蓮子もこれで宮本家の嫁と認められることでしょう。
さて、蓮子姫、純平をおぶって料理をしていますね。この姿なんだか懐かしい。よく挑戦してくれたなと思います。おんぶ紐…昔はこの紐1本で赤ちゃんをおぶっていました。それに、袂をたすき掛けしますから、体中紐で縛られているようですね。当時の風俗がよく出ています。

つい最近のニュースで、抱っこひもの転落事故を取り上げていました。見栄えのいい輸入物の抱っこひもが人気だそうですが、かがんだ時に前に落ちたり、ゆるくて脇から落下して、重大な事故につながるケースが相次いでいるそうです。
その点、このおんぶ紐なら安心ですね。
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Dearest　Densuke
最愛の伝助様　お慕いしております。アメリカに帰っても、あなたの事は、忘れません。あなたと過ごした、神戸での熱い夜…

伝助様、おぬしやるなぁという感じですね。もう見られないと思っていた伝助様が、再び登場。相変わらず女性は好きなようです。
この女性はダンサーですね。博覧会の夜のパーティーでは、どんなダンスを踊ったのでしょうか、見てみたかったです、伝助様と金髪美人のダンスを…。

”蓮子～へっぴり腰の雑巾がけ”

てっ！嫁姑戦争勃発ですか？
まぁ、この龍一の母親は随分と手強そうですよ。和枝さんのいけずとどっちが上手（うわて）か、ちょっと面白くなってきました。

これからは花子まっしぐらと思っていたので、ここで、蓮子様の嫁姑問題が起きるとは全く想定外…。
まぁこれが朝ドラというものでしょう。
史実に忠実に描いていったのなら、ハラハラドキドキ感は起きませんからね。
最後まで何が起きるかわからないこの展開、てっ！てっ！をいっぱい言わしてくりょう。
花子も英治も村岡印刷を再建するのに頑張っているのですが、どうしてもこっちの方が面白いので、宮本家を覗いてみましょう。

蓮子様は確か、 ”貴方がいる限り　私は恐れない　愛する心に恐れるものは無い”
”　貴方が言うならどんな恥でも耐え忍びます”と言っていたはず。家を出て来たとは穏やかではありません。一体、何があったというのでしょうか・・・
それにしても、蓮子様の、なにがあっても優雅な立ち居振る舞い？雑巾がけする姿に、ふんとうに笑ってしまったさぁ。これは、演ずる仲間由紀恵さんも楽しんでいますよ。

一方、宮本浪子さんは、痩せても枯れても武士の家柄、自分の思うように仕込もうと躍起です。
まぁ他愛ないいざこざだと思うので、二人の丁丁発止をじっくりと見てみることにしましょう。
龍一が二人の間で右往左往する姿も見ものです。
・・・・・・
今日のこぴっとから 

（花子）英治さん。力仕事はお腹がすくでしょう？ご飯ぎっしり詰めといたから。
（英治）ありがとう。
（花子）お父ちゃま。こぴっと頑張って、行ってらっしゃい。

久しぶりのこぴっとでした。

 

”炊き出し～チーム山梨”

関東大震災は、神奈川県・東京府を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸に広い範囲に甚大な被害をもたらしました。カフェドミンゴのある銀座界隈はあたり一面焼失し、見る影もなく、郁弥もその犠牲者となっていまいました。

幸いにして、田園地帯にあった村岡家は全壊を免れました。

いったい東京はどうなっているで～と心配している花子のおとぅとおかぁですが、さすが地主の徳丸さんは、すでに東京に向けて物資を届ける算段をしていました。

さすが、甲府一の大地主さまですね。

さて、またまたチーム山梨の出番がきました。大八車に一杯の物資を運んできたのは、おとぅと朝市、そして武です。それにしても甲府から東京までは120Ｋｍ余り、その間を大八車でいったいどれだけの時間をかけて来たっちゅずらか。まだ舗装などされているわけもなく、山あり谷ありの凸凹道ですよ。ふんとうに故郷はありがたいもんじゃんね。

そんな三人が運んできた徳丸家の物資は…。

先ずは炊き出しの”ほうとう”です。これは本当はおかぁの得意料理ですが、花子も子守と料理は子供の頃に思いきっり仕込まれているからおてのもんでしょう。9月ですからカボチャのほうとうかも知れませんね。これは、炊き出しにはもってこいの料理です。

他に、野菜類や花子の家で作っている草鞋等も運んできたようですが、ひときわを目をひくのが葡萄酒の瓶とワイングラス。炊き出しには不釣り合いな気もしますが、きっと、武が用意したのでしょう。
武にはこの葡萄酒に思い入れがありますからね。
（甲州葡萄で作った葡萄酒は、とっても口当たりがよく美味しいです。一度皆さんも武の葡萄酒を飲んでみて下さい。）
 

”こんな時こそ、うまいもん食って、元気出しましょう！”
みんな、朝市のこの言葉にどれだけ元気が出たことか…。ふんとうにありがたいチーム山梨の炊き出しでした。
そして、又、大八車を牽いて120Ｋｍという気の遠くなるような道を山梨に向けて帰るおとぅと朝市、武でした。ごくろうさんでごした！

 

 

 

”郁弥追悼～笑顔場面集”

昨日、一日留守をしている間に大きな展開がありました。関東大震災により死者、行方不明者は14万人余りだったそうですが、この中の一人は郁弥だったんですね。
本当に予期せぬ展開に驚いています。
イギリスへの留学経験がある郁弥君は、洗練されたfashionに加え、性格が抜群によく、笑顔が素敵な青年でした。いつどこにいても、誰を邪魔することなく空気のような存在。それが、一世一代のかよへのプロポーズを最後にこの世からいなくなるとは…。
郁弥ファンは本当にガッカリですね。これからが楽しみな存在だったのに。
早くひっこめ！などと思われるより、惜しまれて去る方がいいかも知れません。
彼をどこかで見られることを期待しています。
それで今日は郁弥君の追悼編、名場面(笑顔）集を…

◇Xmasパーティーの夜甲州の葡萄酒で乾杯（カフェドミンゴで）◇蓮子さんを甲府にのがした夜、皆の団結に感激する郁弥。

◇結婚したら子供は11人欲しいという郁弥さんの笑顔。◇歩君のおむつを替えるかよと電電太鼓であやす郁弥、将来はこんなかなぁと想起させる。
”かよさん。あなたは、僕の女神です。僕と…結婚して下さい。”
まるでどこかのお姫様に求婚するような郁弥のプロポーズ、こんなプロポーズは女性のあこがれの的です。
しかし、その返事を聞くことなく逝ってしまった郁弥…

どうしても郁哉さんに伝えたいことがあるというかよ。

   ”はい…。おらを、お嫁さんにしてくれちゃあ。”
郁弥さんにOKの返事をしたかったんですね。これを聞かないと郁弥さんも死んでも死にきれないでしょう。
”会いてえ…。郁弥さんに会いてえ…。”

胸もはちきれんばかりの郁弥への想い…本当に切ないです。 多くの犠牲者を出した関東大震災、みんなこんな思いでいたのでしょうね。その後も東日本大震災という大きな災害が起きています。このドラマを見ると思いだす人もいることでしょう。
そんなときは…
”この悲しみから抜け出す道は、一つしかありません”
 ”笑うんです。笑いさえすれば、私たちはこの悲しみから逃げられるようになります（なみださんより　）
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