ウチでは父の仕事がらなのか単に付き合いなのか
わたしが子供の頃から、新聞を二紙とっている。
どちらかと言うと右よりなA社と、なんとなく左よりなB社の。
同じ出来事がまるで違った意見で書かれているのが面白い。
スポーツ新聞がサービスで付いてくるので芸能ネタに詳しくなった。
会社でとっているのはC社の新聞。
これが一番面白い。
何がって「人生相談」とか読者のテレビ評とか。
このテレビ評を読むと、そこまで真剣にテレビを見ている人がいるんだなぁと驚かされる。
「剣客商売、人情の機微が描かれていて涙しました」とか
「XXの司会者はもっと人の話を聞くべきです」とか。
わざわざハガキ書いて出すほど思ったんだな、と感心する。
「こころ」というNHK朝の連続ドラマをご存知だろうか。
たまにしか見ていないのだが、驚くべきことに主人公の旦那が雪山で遭難してしまったのだ。
その頃から投書が相次ぎ
「朝から暗い内容にガッカリ」
「このまま優作さん(仲村トオル演じる旦那さん)が死んでしまったらもう見ない」なんて。
この時点ではまだ遭難しただけだったのだが、先週遺体が発見されてしまった。
すると「優作の死は早過ぎ」だって。
母の意見はこうである。
「すぐ死んじゃうんなら、あんないい俳優を使うことなかったのにね」
わたしが子供の頃から、新聞を二紙とっている。
どちらかと言うと右よりなA社と、なんとなく左よりなB社の。
同じ出来事がまるで違った意見で書かれているのが面白い。
スポーツ新聞がサービスで付いてくるので芸能ネタに詳しくなった。
会社でとっているのはC社の新聞。
これが一番面白い。
何がって「人生相談」とか読者のテレビ評とか。
このテレビ評を読むと、そこまで真剣にテレビを見ている人がいるんだなぁと驚かされる。
「剣客商売、人情の機微が描かれていて涙しました」とか
「XXの司会者はもっと人の話を聞くべきです」とか。
わざわざハガキ書いて出すほど思ったんだな、と感心する。
「こころ」というNHK朝の連続ドラマをご存知だろうか。
たまにしか見ていないのだが、驚くべきことに主人公の旦那が雪山で遭難してしまったのだ。
その頃から投書が相次ぎ
「朝から暗い内容にガッカリ」
「このまま優作さん(仲村トオル演じる旦那さん)が死んでしまったらもう見ない」なんて。
この時点ではまだ遭難しただけだったのだが、先週遺体が発見されてしまった。
すると「優作の死は早過ぎ」だって。
母の意見はこうである。
「すぐ死んじゃうんなら、あんないい俳優を使うことなかったのにね」