柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

岡本太郎 明日の神話

2011-06-09 | 折々
先日、渋谷で二男と待ち合わせをした際、「明日の神話」を初めて見ました。

行き先を急いているのに、「写真を撮りたい。」と言ったら、上の方が良く撮れると、

わざわざ、高い場所に連れて行ってくれました。



「明日の神話」は、「芸術は爆発だ」の言葉や、大阪万博の「太陽の塔」があまりにも有名な岡本太郎氏の作品です。

岡本太郎氏が、メキシコの実業家からホテルのロビーに飾るため依頼され、

1968年から69年、太陽の塔と同時期に、何度もメキシコに足を運んで作成された作品です。

結局ホテルは未完成のまま放置され、行方不明になっていました。

2003年9月、メキシコシティ郊外の資材置き場で発見され、日本に戻ってきました。

原爆が炸裂した瞬間を描いた作品で、縦5、5メートル、横30メートルの巨大壁画です。

原爆が炸裂した瞬間のすさまじい恐ろしさとともに、明日の希望が感じられる力強い作品でした。

渋谷駅のコンコースを修復された壁画が彩っているのは壮観です。

今だからこそ、私たちも明日の神話を信じ、進んでいかなければと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする