柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

映画「木漏れ日の家で」

2012-02-02 | 折々
先週に引き続き映画を観てきました。

柿の実が映画を観に行くのは、大体ウィークデイの夜です。

夫が「夕食は要らないよ。」と言うと観たい映画をやっているかインターネットでチェックします。

ポーランド映画「木漏れ日の家で」は、岩波ホールで上映していた時から見たかった映画でした。

忙しくてチャンスを逸していたのですが2月3日まで立川のシネマシティでやっていました。



なんと、2月1日・・・誰でも千円で観ることができる日でした。ラッキーです。

パンフレットも岩波ホールのものでした。

美しい91歳の女優ダヌタ・シャフラルスカと愛犬フィラの演技が素晴らしい!そして、モノクロームの映画なのに色を感じました。

とても古い木漏れ日の家(窓枠や、窓ガラス、家の飾りなど)が、再び命を与えられるのが素敵でした。



監督のドロタ・ケンジュジャフスカとダヌタ・シャフラルスカはこの作品の20年前に別の映画を撮るのに知り合い、

監督がダヌタに、「いつか必ず貴女を主役にしたシナリオを書きます。」と言ったそうです。

その後、監督はダヌタのイメージに合う作品が思いつかず15年の月日が経ってしまったそうです。

「その間彼女は辛抱強く待ってくれた。」と監督は語っています。

これを新聞記事で読んでいたので、柿の実も、いつか必ず観ようと思っていた映画でした。実現して幸せです。