柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

映画「ベニスに死す」

2012-02-07 | 折々
柿の実が若いころに上映された映画「ベニスに死す」を観てきました。

昨年秋に、ニュープリントされ立川シネマシティでも上映されたのですが、

柿の実が映画に行ける日に同時に「ロミオとジュリエット」も上映されていて、そちらを観てしまいました。

(オリビア・ハッセーとレナード・ホワイティングをどうしても見たかったので)

次の映画に行ける日には、すでに上映が終わっていました。

仕方がないので、他の上映館を探したら数か月後に下高井戸の「下高井戸シネマ」で上映することを知りました。

この時には絶対行こうと、カレンダーに印を付けて忘れないようにしておきました。


               


下高井戸シネマで上映する日に、ちょうど夫が台湾公演の練習日でしたので、帰宅が遅くなるのを知り、日曜日の夜に行ってきました。

下高井戸シネマは、ビルの2階にあり、126席の小さな映画館で、地元の方達に愛されている映画館として有名です。


ベニスに死すは、トーマス・マンの原作の映画化であり、マーラーの交響曲第5番が素晴らしく効果的に使われている映画です。

一度ベニスに行ってみたいと思っている柿の実ですが、映画を観て少し怖くなるほどの思いに囚われました。

映画と音楽の影響・・・恐るべしです。




柿の実の最寄駅から下高井戸までは、京王線で一本なのですが、下高井戸の駅からは世田谷線が走っています。

昔は緑の「かえる電車」(緑色で蛙に似た顔の)が走っていましたが、久しぶりに見たらスマートでカラフルな車両になっていました。