УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『トライアングル』

2011-10-01 14:08:14 | 映画
いや~、すっかり秋ですねぇ。
秋とは直接関係ないけど、今朝、散歩中にカワセミみつけちゃった!!
カワセミ見つけると、なんとなく「超ラッキー!!!」な気分になるんだよね!!

でもって、昨日ですが「トライアングル」という映画を見ました。
で、いつも通り、Youtubeから予告編載せようかと思いましたが・・・止めた(笑)
いや~、私は予告見てない状態で見たからよかったよ(笑)
予告見てないのに、なぜ見たのか、っていうと某映画評論家の先生に薦められたからです。
その際、「ポスターも見ちゃダメ、一切知らずに見る事」と言われたので、その通り見に行ったらやはりその方がよかったです。
今、全国で上映されているのが静岡と富山と長野だけ、っていうのがなんですが(苦笑)あぁ、見逃さなくてよかった~。
ほーんとさわりだけのあらすじを書いてみると・・・
自閉症の息子を持つシングルマザーのジェスは、仕事先(ウェイトレス)で知り合った客のグレッグから、ヨットでのクルージングに誘われる。
彼とその友達連中といっしょにクルーズに出かけたら、突然謎の嵐にみまわれ、ヨットは転覆。
ひっくり返ったヨットの上で救助を待っていたら、そこに客船が通りかかり、助かった!!と乗り込む一同。
しかし、船の中には人の気配はあるも、誰も見当たらず・・・

という感じ。
まー幽霊船ホラー的なシチュエーションの映画ですが、単にホラーじゃないですね~。
かなり、捻った脚本でありながら、「観客の裏をかいてドキモを抜いてやろう」的な力みがなく、また無理がない。
スムーズで、説得力のある展開です。
私自身、見ながら「あれ?これは何でこうなったんだ?なぜこの人はこう動くんだ?こんな表情をしてるのか?」って引っかかった部分のほとんどが作品の時間内で見事に説明され、解決している。
それが後後、複線として意味を持って展開、終結に向かうんです。お見事!!
作り的には、というか脚本の質として「メメント」を思い浮かべるような感じでした。
また、ホラーだけに死体ゴロゴロとか血がブシャーン、ドキドキ怖い!!だけに終結せずに、人間の業的な味わいも出ていてなかなか良い作品でした。
しかし、これって宣伝しにくい映画だよね~、配給さんとかは大変だったろうな~。
映画評論家も、批評しにくい、っていうか。
この映画の良いところを、ネタバレなしで説明するのって難しいからさ。
真にこの映画を楽しむには、その面白さを知らない方が確実に面白いし。
世間であまり評判になってない、っていうのは実はそのあたりにあるのかもしれません。
見た人は見た人だけで、ディープに語り合う、っていう感じの映画ですね。
ですので、この映画の評判とか批評を読んだり聞いたりする時には、くれぐれもネタバレに大注意して下さい。
無神経に書いちゃってる人も多いので・・・

で、今日は「ライフ」を見てきました。
明日で、この映画館系も閉鎖です・・・
どうも、長年お世話になりました・・・

『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』 特報


こっちは、いくらでも予告みてOK!!(笑)
ネーチャー系ドキュメンタリー番組ですが、いや~これどんだけの手間隙かけて撮ってるんだろうね~、BBCってスゴイねぇ、と感心感心。
自分は野生動物に対する知識は、普通人の中ではかなりある方だとは思うが、それでも「へええ、初耳!!」っていうようなネタがたくさんありました。
ナレーションも芸能人系使ってるわりには、演技的な面があまり無く聞き取りやすくアナウンサー的な話し方で聞きにくくなくて良かったです。
若干、効果音がわざとらしい気もしましたが・・・
こういう自然モノ映画は、必ず「残酷だけど仕方ない弱肉強食の世界」的シーンがあるもんですが、この映画は、わりとその点は見ていて苦しくない範囲で、まぁよかったといえばよかった(無いわけじゃないけど・・・)
その辺がヌルイ、って主張されればまあその通りではあるな。
観客はファミリー層も多く、かなり幼い子も多かったですが、無言とはいわないもまぁがんばっておとなしく見ていたようです。
コメント
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