УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

山本2冊

2013-05-16 19:50:03 | 日記
↑ 静岡市にて


全然本編と関係ないけど、ドラッグストアへ行くと、とりあえず買う予定はないのに、ついチェックしてしまう商品、私の場合。

*ペットフードがあるか?あった場合は、メーカー・商品名をチェック。
*タイガーバーム(笑)
*お灸。せんねん灸の場合は、種類をチェック!!
*サプリメント。ネタになりそうな怪しい(爆)のがないかチェック。

という感じです。
いや、「この間、場所教えてもらった○○ってドラッグストア行ったけど、あそこって××(化粧品メーカー名)が全然ないんだねぇ〜、△△のシャンプーとかもないし・・・」って言われまして^_^;
いや〜、人によってチェック場所が違うんだなぁ〜と思ってさ。

で、最近図書館で借りた山本です。

悩んだときは山へ行け!

ひとり登山へようこそ

山グッズ屋さんの本コーナーに行くと、だいたいこの作者・鈴木みきさんの本が何冊か並んでいて、パラパラみたら、マンガのようで。
最近よくある(?)実録マンガというか、体験マンガみたいで、まぁ面白そうかもなぁ、でもマンガだから図書館にはないかな?と思ったら・・・
ありました!!スゴイぞ、図書館!!
なんでも、作者の方は「山ガール」のはしりの方らしいです。
そーいや、私が行った山(っていうよりハイキングコース)では、あんまりそーいう山ガールとお目にかかった事はまだありません・・・
年配のご夫婦、熟年の女性グループ、男性一人、男性一人+犬(いいなあ〜)という感じです。
まぁ、山っていうよりもハイキングレベルだから、山ガールはそーいうところにはいないのかもしれませんがねぇ〜。
作者さんは、カナダで山に行った事がきっかけで山に目覚め・・・
今まで経験もないし、知識もないし、情報もない、体力もないし、運動神経に自信もない、おまけに金もない^_^;
という状況で、「でも、山が好き、山に登りたい、いたい!!」という情熱でなんとかなった、という方で、フリーターからついに山のイラストレーターになって、今や山ガールのカリスマ(?)になった、という。
好きな事を仕事に出来た羨ましい人、っていう典型例だけど、でもそれは単に「運がよくて上手くいった人」っていうわけじゃなくて、「運」っていうよりも「運命」っていう感じというか、なるべくしてそうなった、という人のような気がしますね、この人の場合。
マンガでは、結構自分の事をシンプルな絵で、また自虐的に描いている感じがしますが、実際の写真とか見ると、とても華奢で可愛いタイプの女性のようです。
きっと、対外的には明るくて、周囲に気を配って、皆に好かれるタイプの人なんだと思います。
まぁ、本人にしてみると、それは「表の顔」なのかもしれないですが・・・
でも、そういう人だからこそ、人との縁や絆ができて、その結果、好きな事が仕事になった、という人になれたんだろう、それはなるべくしてというか本人の資質と努力があったからこそであろう、っていう事が本人語らずとも、なんとなく染み出ている感じという本かなぁ?
とある、有名登山家に、記者がインタビューで、
「なぜ、山に登るんですか?」と聞いたら、
「そこに山があるからだ。」と、答えた、という有名な問答がありますね〜。
これ、「当たり前じゃん!!」って思う人もいるらしいけど(例:私の父/爆)
私は、判るなぁ〜、山に登った事のない人、山の魅力を知らない人には単に「山があるから登った」という原因→結果、の芸のない答にしか思えないかもしれないけど、その裏側、というか奥深くにはいろんな「言葉には出来ない思い」があるんですよ。
登ってる間は、「あー大変、しんどい、なんでこんなわざわざ大変な思いをしてるんだろう、私は??」と思う事もあるけど、
「大変だったら休めばいいじゃーん!!」と、気楽に構えるとあら不思議!!
なんか、あー楽しいなぁ、と思えてくるんですな、これが。
昔、小学校の遠足とかで必ず、山に登らされてたんだけど、まー、大変でした。
イヤだなぁ、山の近くの学校だと必ず遠足山登りでイヤだなぁ、もっとバス乗ってどっか行くとかの遠足の方がいいなぁ、とかと思う方が強かったねぇ。
まぁ、それなりに楽しみもあったけど、どそれは「山登り」が楽しかったわけじゃなくて、普段の日常とは違う「晴れの日」的な楽しみ、友達と話しながら歩く、外でおにぎりを食べる、とかっていう楽しみであったんだよね。
それはそれで、今でも楽しいと思うんだけど、今の楽しさとは違う、その楽しみは・・・
ズバリ、この本読めば判ります(爆)という感じですね〜。
わりと、山登りとか一人山登りのハウツーもあるにはあるけど、それよりも、20代〜30代の、いろいろ悩む年代の一人の女性が、「山」という大好きなモノを見つけて、それによって自分自身が自然に内面から成長し変わっていく過程が判るマンガです。
同感とか、共感、っていうよりも私の場合は、「頑張れ、そうだよ、そうだよ、大丈夫!!」
って励ましてあげたい気分になりましたねぇ〜
とりあえず、山登りするかどうかは置いといて(笑)そういうまさに、その年代にいる悩める男女(まぁ主に女子だが)に読んでもらえると、その人なりの、この鈴木みきさんの山にあたる何かが見つかるコツがつかめるんじゃないのかなぁ?と思いました。
実践面でも、山登りに必要な道具・・・「とりあえず、ある物で考えてみよう!!」という考え方がナイスですね!!^_^
とりあえず、道具は最低限でいいから、手近なところから挑戦してみて、経験して「これは欲しい、これはいらない、これはビミョー」って自分なりに自分で判断してから道具とかも揃えていく、という姿勢は正しいと思いますね〜。
鈴木みきさんの山本、他にもいろいろ出されているようなので、またチェックしてみようと思います。
あ、そうだ、そうだ、小学生の遠足で思い出したけど、こういう「子供の時嫌いだった、苦手だった事」を、あえて大人になってから挑戦してみるのも面白いですよ!!
意外と、「面白い!!」って思える事が多いです。
それは、子供の頃だと、どうしても「やらされている」とか「ノルマがある」みたいな感じがあって、そのために無理してやる・やらされていて、イヤな思い出になった、とかっていうのが多いと思うのだ。
大人になった今、自分の自由意思で、自分のやりたいように、やりたいだけ時間をかけて、って改めてやってみると楽しい事が多いですよ、例えば勉強とか。
私の場合は、この山登りもそうだけど、他にも走る事とかね。
で、こうやって「嫌い・苦手」だった事が「好き・楽しい」と感じるように変化する事、これって、とても自己肯定感が強まる事になると思います。
自分で自分の成長を感じるっていうか(笑)自分で自分を褒めてあげたい気分になれる、っていうか。
人に褒めてもらえればそりゃ〜嬉しいと思いますが(私の場合は、褒められ慣れてないので、反対に「何か裏があるのではっ!?」と、勘ぐったり戦々恐々しちゃうケースが多いですが/爆)
やはり、自分で自分を認める事が一番手っ取り早く効果があると思うんですな。
ってわけで、行き詰まってるような人に、とりあえずお勧めします。
コメント
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