УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『リンカーン』

2013-05-04 14:00:16 | 映画
今日は、出先に献血車が来ていたので、久々に献血に行こうか〜という気分に。
久しく行ってなくて、調べたら平成16年が最後でした、って事はもう8年・・・
早いなぁ〜、時の過ぎるのは、としみじみ・・・(苦笑)
なんでそんなに行ってないか?っていうと、献血されて嬉しい(?)のって、400mlか成分献血なんだよね。
でも、成分献血だと時間がかかるし、ある程度施設の揃ったセンターでないとやってない。
よほど、やる気でいかないと、センターまでは行かないよね、しかも時間的な制約があったりするとねぇ。
で、献血車では全血の400mlか200mlのみ、なんだけど、私は体重の制限に引っかかるので200mlしか出来ないんだよね、今ひとつあんまり必要とされないケースで^_^;
いや、もちろん200mlでもいいんだけど、本音ではやはり400mlの方が好ましいわけだ。
まー、別に400取ってもらっても全然構わんのだが、私としては。
でも、一応そーいう決まりだしね。
そして、狂牛病の関係もあって、以前はその時期に英国に行った人は全面×だったんだよ。
確か、牛は食べた覚えはないけど、鶏とかフィッシュ&チップスは食ったなぁ、ロンドン。
でも、最近は緩和されて、1ヶ月以上滞在じゃなければOKになったというし。

・・・というわけで、やってみるかぁ〜と挑戦してみました。
久々っていうのもあるけど、随分システムとかも変わってるんだなぁ〜と実感。
パソコン入力で、それまでのデーターとかがすぐ出るし、暗証番号とかで本人確認もより厳しくなっているようだ。
一般的な予防注射とかのワクチン前の問診票みたいな質問に加え、食事の時間とか、睡眠時間とかの申告項目も。
また、わずかではあるが起こりうる副作用(っていうか危険性というか)の説明とか、念には念を入れて・・・という丁寧な対応。
基本的に健康な人が「好意」「ボランティア」で行う事だから、それだけに安全性が高く問われるのだろうなぁ。
で、いよいよ本番・・・の前に、血液型の簡易試験や比重検査を受けるんですが・・・
消毒は、プッシュ式アルコールボトル、採血する看護師さんは当然ディスポ手袋装着。
(↑綿棒を一回一回消毒薬(しかも共用)に浸して使っていた時代の人^_^;
余談だが、この綿棒巻きをバイトでやった経験のある私・・・)
採血は、もちろん(?)真空スピッツ直接、という方法で、注射器なんぞは使わんのだ。
(↑ガラス注射器時代の人^_^;)
おぉ、比重も今や器械で「ピッ!!」ですかぁ!!
(↑ガラス管で沈降方式の時代の人^_^;)
と、いう感じでございましたが、恐れていた通り、比重不足にて献血できず・・・
いや、わずかに0.1足りないんですがね、でも0.1だろうが1だろうが、足りないモンは足りず・・・
「貧血」って診断されるほどじゃないんですが、献血の血液として使うには薄い、っていうわけでしてT^T
うう、残念・・・
やはり、気が向いたからふらっと献血、っていうんじゃなくて、「(近い将来)献血に行くぞっ!!体調はOKかっ!?罰ゲームは怖くないかっ!?」というノリで向かわないとダメなんですね、私は・・・
というわけで、鉄剤サプリを早速その足で購入しました。
目標は一ヶ月後!!(と、適当に決める)
あとは、今回はメシ食った後で、水分取った後だったので、次回はもっと脱水気味で挑むとか(←良い子は真似しない)
今年は、うーむ、5回を目標に献血に挑む!!を、目標にしよう!!(と、衝動的に決める)
いや、比重落ちすると、スタッフの皆様にも申し訳ないしね〜、気を遣うんだよ、採血ってさ。
それで、目的が達成できないわけだから、申し訳なしでございます・・・m(_)m
次回、頑張ります。

で、昨日ですが、「リンカーン」見てきました。

映画『リンカーン』日本版予告編映像


スピルバーグ監督で、ダニエル・デル・ルイス主演で、アカデミー賞主演男優賞受賞。
本編の前に、スピルバーグが突然(?)出てきて、日本向けの解説付きでございました。
っていうのは、おそらく本編と、「予想していたであろう映画」とのギャップが日本人には大きいからじゃないかなぁ?と思うのですが。
南北戦争、奴隷解放宣言、ゲティスバーグ、と
勝手に日本人ならそーだ、と思うんだけど、奴隷解放宣言は戦争途中の単なる(?)大統領宣言であって、法的な根拠は薄い。
世間的には、「戦争を終わらせる」が最優先事項であって、奴隷解放の優先度はその次であり、もし奴隷解放の法的(憲法改正)な承認の前に戦争が終わったら、人々は奴隷解放の方は後回し、または各州に任せるレベルになり、完全に全米内での奴隷禁止にはならない。
で、リンカーンは戦争は終わらせたいが、奴隷禁止も憲法に絶対盛り込みたい、というところでどう駆け引きをしていくか?という、実は政治ドラマなのであった^_^;
伝記映画、というわけでもなく、ましてや戦争映画でもない。(要素はあるけど)
最初こそ、南北戦争の、まるで「プライベート・ライアン」的なリアルな殺し合い戦争シーンなんかもあるけど、そーいうのは実は冒頭のみ。
(まぁ、それ以外にもワンシーンかなり残酷映像がありますが・・・
でも、あの流血の仕方はリアルじゃないなぁ〜と思う私であった。血が水っぽすぎる)
あとは、政治的なデスクワーク的な感じが多いですね、ロビイストとか、票集めの根回し活動とか。
奴隷解放、人間平等を第一に考え、わりと急進的な政治家がトミー・リー・ジョーンズ。
それに対して、目的は同じだが、いろいろ結構策士的なのがリンカーン大統領、という感じでしたなぁ。
そーいや、当時は黒人に参政権がないのはもちろん、ですが、まだ女性にも参政権はなかったのであった、というか女性の参政権の方が後なのか。
という、頭では知ってたはずの歴史的事実を改めて、実感した、と言いましょうか。
という感じで、スピルバーグとか超大作!!っていう先入観のイメージで望むと、だいぶ肩透かしというか、地味〜感を感じた映画でございました。
いや、地味だから悪いっていうわけじゃないですよ。
まー、アメリカも若い国、って言われてるけど、それなりに「信じがたい過去」とか今の常識(?)とはかなりかけ離れた常識感覚があったんだなぁ〜と実感した次第です。
今の目からみたら、確かに非人道的で、異常な事なんだけど、当時としてはそれが常識、当たり前だった、という。
今現在も、「それが当たり前・社会常識」と思われている事が、あと100年後から見たら果たしてどう評価・言われてるんだろう?とも思ったのでありました。
コメント
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